第6話 さあ朝礼だ

 書類の整備ができ、必要なものが揃えば、はれて現場入場となります。

そこで現場で必ず行われるのが〝新規入場者教育〟というものです。

これは、事前に何名〝新規入場者教育〟お願いしますとゼネコンにたのみ、朝礼前もしくは、朝礼後に行います。

〝新規入場者教育〟は大抵20分程度のビデオをみます。

これは、真剣に見なければなりません。

現場の近隣に対する対応など、現場、現場により

独自のルールがあるからです。

元請が困る事として、大きいのは、近隣からのクレームになります。

その元凶を作る行為を行なってしまえば、せっかく入場したのに、いづらくなったりもするでしょう。

タバコやトイレの使用ルールなども教えてくれます。

書類の確認が終わりビデオを見たら朝礼になります。

大抵5分後には、朝礼が始まるといった流れなので、朝食、トイレ、タバコなどは、朝早めに行き

済ましておくといいでしょう。

朝礼は、大抵、ラジオ体操や独自の体操を、行い、

立ち入り禁止箇所や危険作業の周知がおこなわれます。

ここで、知っておいてほしいのが、〝労働災害〟で

怪我をする方が、現場に入場して、一週間以内の人が約40%位締めると言う事です。

現場内は危ない場所と、捉えるのが正しいと思います。

〝ここを通れば近道だ〟など、立ち入り禁止箇所に入るようでは、厳重注意を受けるでしょう。

さて、〝新規入場者〟の紹介で、壇上に上がったりもするでしょう。

自己紹介などは、まれにする所もあります。

緊張するかもしれませんが、元気に挨拶するといいと思います。

私の場合ですが、私は誰彼構わず、〝おはようございます〟〝お疲れ様です〟〝お先に失礼します〟とすれ違う人全てに声をかけます。

あとで、他職種の方とのコミュニケーションの話も書きますが、〝電気の監督〟と覚えてもらうのが大事です。

〝電気屋さん、アソコまだやってないけどいいの?〟など、他職種の方が危機を救ってくれる事が多々あるからです。

中には、喧嘩腰の方やそういう場面に遭遇するかもしれませんが、基本の挨拶を積極的にする事で

良好な関係を築けるかもしれないからです。

挨拶は積極的にしましょう。

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