多様な決済方法は私を救う

【キャッシュレスとか難しくて意味わかんない…とか言ってすみませんでしたって感じよね】


「現金しか信じられない!!」という気持ちは未だにある。だって結局は「物」として存在してくれていた方が安心するもの。だけどね、やっぱりキャッシュレスは必要なものだからこんなにも普及しているのねって、やっと思えた。


例えばレジで食べ物を注文をする時。「えーっと、どれにしよう…あ、このセットで。え、サイズ?」なんて言葉に詰まったり、「あと12円…、あ、1円足りない…えっと、やっぱりこれで…」なんてお会計にもたついたり。混んでいたり、後ろに待ってる人がいたりすると、すごくハラハラする。すごく緊張してしまい、気が付くと冷や汗が止まらない…なんてこともしょっちゅうだ。


注文方法を頭の中でシュミレーションしてから並んで、お金が十分に入っていることを何度も確認して、人の邪魔にならないような場所を確認して待つ。この間も心臓は激しく脈を打っている。

それが今は、スマートフォンひとつで、注文からお会計まで全て済ますことができる。私は受け取るだけで良い。こんなに精神的負担が軽くなるなんて。

優柔不断で緊張してしまう私は、「注文」自体のハードルが高い。それがどれだけゆっくり考えても良いし、お支払いはアプリやネットを通して済んでいるから、私はただ受け取るだけで良い。時代の進化のおかげだ。


もちろん効果を発揮するのは注文式のお店だけではない。レジに商品を持って行って、あとはスマートフォンでお会計するだけ。並ぶ前に画面を立ち上げて確認して、お会計の時がきたら「○○で」と決済方法を伝える。もうもたつくこともないし、不必要に汗をかくこともない。本当に楽だ。


「お金」をしっかり「物」として、「物質」として大切に使いたい気持ちはある。目に見えるものはやっぱり安心するから。

だけどそれでも、利便性や精神的なことを考えると、キャッシュレスという選択はもっと広がっていくべきなのかもしれない。目に見えないという怖さはあるけれど、時代とともに変化する多様な決済方法は、世界をも救う発明だ。

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