言葉が成るには理由がありまして。

陰陽由実

言葉が成るには理由がありまして。

どうも、陰陽由実です。

今回のKACも5回目となり、当方は少々、いやだいぶ息切れをしてきている頃です。

そんな中、今回ばかりはどうにも思い付かなくて頭を悩ませた。いや頭を悩ませているのはいつものことだけど。

だってお題が「88歳」なんだもん。

米寿ですって。いい歳を重ねた方ですね。

それじゃあまぁ、無難にも、「米寿」という言葉の成り立ちでも語りましょうか。


  ◇◇◇


「賀寿」にはいくつか種類がありますね。

61歳の還暦。

70歳の古希。

77歳の喜寿。

80歳の傘寿。

88歳の米寿。

90歳の卒寿。

99歳の白寿。

100歳の百寿。


それ以上の年齢の賀寿もありますが、その中の米寿。

日本人にとってとても関わりが深いので、成り立ちが分かりやすい言葉ですね。

米という言葉を分解すると八十八になることから88歳の歳祝いの言葉になったそうで。

日本は米文化の国ですし、生活に深く関わっていますよね。

そもそも「八」という数字が末広がりで縁起がよろしいんだそうです。

案外身の回りでは「八」という数字が使われているんです。

近頃の季節で言えば、八重桜がそろそろ咲く時期ですよね。僕は八重桜大好きです。

それが2つも連なっている。日本人がこれほど縁起がよろしいことに食いつかないはずがない。

地方により多少の違いがありますが、今では金や黄色、金茶などの色を贈る風習があります。米の稲穂に似た色ですね。

色だけでなく、米にちなんだ物も贈るそうです。


そういうわけで、米寿はおめでたいとされているんだそう。

長生きしたいですね。

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言葉が成るには理由がありまして。 陰陽由実 @tukisizukusakura

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