03 HELP

〈メニュー〉

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  ショップ(Lv.05から解禁されます。やりましょう!)

  ジョブ(Lv.10から解禁されます。楽しみましょう!)

  SNS(Lv.15から解禁されます。やっていきましょう!)

  →ヘルプ




〈ヘルプ〉

  ・すべての人類にレベル/スキル制が付加されています。

   おめでとうございます!


  ・亜空筺ボックス

   管理視点サイト

   交易銀行バンク

   以上三つがデフォルトスキルです。


  ・同等以上レベルの相手を倒すとレベルアップする可能性があります。


  ・レベルアップで5SPを獲得します。SPを消費すると、

   スキル取得、スキル練度向上、様々なことが可能です。


  ・各スキルの説明や必要SPは、スキルを取得した後、

   スキルコマンドより確認できます。


  ・レベルアップやスキル練度に応じ、

   ヘルプメニューは充実していきます。

   やっていきましょう!




〈スキル一般について〉

  スキルは一切の努力、特訓なく、あなたに知識と技術をもたらします。

  ですが、ただ取得しただけのスキルでは先々を戦い抜けないでしょう。

  レベルをあげ、SPを費やし、スキル練度を上げましょう。

  練度に応じ、様々な可能性が芽吹いていきます。

  やっていきましょう!


 練度:1 一般人レベル

 練度:2 一般人上位

 練度:3 一般人最上位

 練度:4 プロ最下位

 練度:5 プロ下位

 練度:6 プロ中位

 練度:7 プロ上位

 練度:8 プロ最上位

 練度:9 歴史

 練度:10 神(ネットの)



〈デフォルトスキル〉

  亜空筺ボックス

   所有者に追随する、透明な1立方メートルの亜空間アイテムボックス。

   操作に応じ、無生物の出し入れが可能。


  管理視点サイト

   メニューにアクセス可能。視界内のレベルと名前、称札タグを表示可能。

   操作に応じてON/OFF


  交易銀行バンク

   亜空筺ボックスのアイテムを消費しポイント生成。




〈ステータス〉


八神竜胆やがみりんどう


《基本情報》

 レベル:0004

  職業:NOOB

  SP:0015

 所持金:0000

  称号コード:none

  身長:171cm

  体重:59kg

 髪/目:茶/茶


《スキル》

 亜空筺ボックス:01

 管理視点サイト:01

 交易銀行バンク:01


《ユニークスキル》

 改造モディファイ:01

  亜空筺ボックスのアイテムを消費し、エレメントを抽出。

  エレメントを消費し、亜空筺ボックスのアイテムに効果付与。

 

 エレメント限界:04

  地:00

  水:00

  火:00

  風:00


※※※※※※※※※※※※※※※※※※


一丸色葉いちまるいろは


《基本情報》

 レベル:0004

  職業:NOOB

  SP:0015

 所持金:0000

  称号コード:none

  身長:165cm

  体重:54kg

 髪/目:黒/黒


《スキル》

 亜空筺ボックス:01

 管理視点サイト:01

 交易銀行バンク:01


《ユニークスキル》

 正装ドレスアップ:01

  服装によって異なる能力値変化、特殊効果付与。

  着用した服装の自動修復、浄化。

  ハンガーに設定したコーデの瞬時呼び出し。


 ハンガー:03


  コーデ①

   私立桐青学園高等部女子冬用制服:回避ドッジにプラス練度レベル

   無地クロサイハイソックス:〈ソバット〉にプラス1

   指定スクールローファー:脚部を用いた攻撃にプラス10%ダメージボーナス



※※※※※※※※※※※※※※※


〈習得可能スキル〉


 〈筋力強化STRフォーカス〉〈体力強化STMフォーカス〉〈知性強化INTフォーカス〉〈体術アスレチックス〉〈投擲スローイング〉〈棒戦闘スティック・ファイティング〉〈剣戦闘ソード・ファイティング〉〈盾戦闘シールド・ファイティング〉〈陶芸ポッタリング〉〈細工ティンカリング〉〈木工ウッド・ワーキング〉〈運搬ポーター〉〈採掘マイニング〉〈四輪車運転ドライビング〉〈解体ディセクション〉………………




 滝のように流れていく習得可能スキル。

 それを見ながら僕は、ちらり、川島くんの死体に目をやった。

 もう動かない、泣かない、笑わない彼の顔。

 僕はどうしてか、そこになにかの感情を見いだそうとしてしまう。

 けど、それはなんだか、とても失礼な気がした。

 死人の声を代弁するなんて、犬猫に声をあててるおばさんより不愉快だ、なんて僕はどうしても思ってしまう。

 ……そうか、だから人が死んだらこうするんだ、と思って僕は、冬服のブレザーを脱いで彼の顔にかぶせた。




「……さよなら、川島くん」


 色葉が僕の横に寄ってきて、彼女も言った。


「川島くん、さよなら」


 そうして僕たちは廊下が静まったスキを見計らい、色葉がこっそり合鍵を作ってある、同じ階の図書準備室に向かった。

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