タイムボール

@kagayasann

第1話

  ボクは今井黒介です。家族全員は4人、父と母と妹とボクです,元々穏やかな生活を送っていますけど、あの日から、全て、変わりました。


  “兄さん、買い物に行きますよ。”


  “いってらっしゃい。”


  妹は昼ご飯のため、いつものようにスーパーへ買い物に行った、僕は家にいっている。


  宿題も終わり、暇を持て余して庭の中の倉庫へ入って、おかしい書籍を見つけて、めくって目を通した。


  このおかしい本は、時を越える方法が書いてされている。こんな本、バカだけ信じてるだろうか、早く本を捨てました。


  数時間経った。


  妹はまだ帰りない、まさか友達に会ったのか。それとも何かあったのか。


  【ニュース】今夜7時、我が市ミナミ区デパートの近くの交差点、殺人事件が起こっ……


  もし……可能でない!


  両親も帰って来ない、本当に何かあったのか。


  電話がかかってきた……


  “なに?”


  狂ったように病院に駆けつけました。


  不幸な知らせが伝わってきた、被害者は妹だ。いまはもういなくなった、両親は病院で妹の遺体を見守りました。


  “どうして、どうして。”


  妹、守れなくてごめんね……ボクは泣き出しました


  その夜眠れなかった、妹を失ってから、生活はわびしくなりました、気持ちが長いこと落ち着かない。


  裁判所で死刑になっていないことを聞いた容疑者は大笑いしました、その時、彼を、妹を奪ったこの人を、ボクは殺すと思っていた。


  ボクの妹を殺したこの人と、何十年後にも同じ国、同じ場所に住んでいるのかと思うと、ボクがこれから生きていく世界は、どこまでも暗いような気がしてならない。

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