先が気になる展開

まずテンポが良いです。世界観や錬金術の説明、今後活かされるであろう伏線張りもあるが、早めに実戦に移るからダレずに読める。

また、話が難しそうになると息継ぎとしてちょっとしたジョークや主人公黒葬くんの自虐?みたいなの(気配とか言っちゃってるよ~云々)があるからクスッと笑えるし適度に肩の力を抜いて読める。

そして黒葬くんの葛藤や自問自答に対して、師匠役の紅城さんが適切に答えに誘導しているのがピノキオとジミニー・クリケットの様な関係で良い。

八頭くんやハチマキ頭の汀くんなどの登場人物が続々と出てきて今後の展開、能力、戦略などが楽しみ。