感情移入しすぎて喪失感で胸が痛い

タグにやあらすじにあるように、
ふとしたきっかけで文通が始まり、最後には死別してしまうのですが、
そこに至るまでの心情が細やかに描写されていて圧倒されました。
読者としては知っていた別れが来たときの喪失感はとても大きく感じました。
そして少し前を向いて結ばれる物語が、
とても素晴らしい余韻を与えてくれます。

何度も読み返したくなる、そんな作品です。