第20話 運命の女・後編

 再び彼が全身の痛みに呻き、目を覚ました時、視界は真っ暗だった。水音とロードノイズが耳に飛び込み、車のトランクに押し込められているのだと恭仁は理解した。バタバタと車体を叩きつける雨。シートを通してアデルの歌う『ローリング・イン・ザ・ディープ』が遠くに聞こえた。耳を凝らすと歌に合わせて、海老原も歌っているらしかった。美しく朗々たる低い声で。


 どうやら誘拐されたらしい。辿り着く旅路の終着点は、今更深く考えずとも分かり切っている。そこまで思い至り恭仁は、自分が死にたくないとそれほど思っていないことに気づいた。死ぬ時は拳銃で急所を撃ち、1発で楽に殺してくれるのだろうか。あの女のことだから、素手で殴打し苦しめに苦しめ抜いて殺すに違いない。死ぬのは怖くなかった。苦しんで死ぬのが怖かった。だが、もうどうすることも出来ない。


 海老原が気の違った女であることは、恭仁にも疑う余地が無い。だが恭仁はどこか彼女に同情もしていた。1。不倫も暴力も銃も、終着点までの通過点に過ぎないのだ。原因はどこかもっと根元にある。誰も知らない痛みがその奥に隠れているのだ。


 僕たちは傷だらけで血を流し、痛みに耐える闘士だ。誰もが己の内に語れぬ痛みを隠して立ち続け、戦い続け、命の限りに孤独の裡に抗い続けた末に絶望し、圧倒的な理不尽に叩き潰され、心を折られた果てに狂い死ぬ。孤独な闘技場に声援などない。救いなど、あろうはずもない。真妄のあわいは朧月夜の水鏡だ。


 僕たちは、卵子の砂粒に押し寄せる精子の漣の狭間で揉まれ出でた、無辺の世界をたゆたうちっぽけな泡沫だ。波と砂粒が象る無数の泡の煌めきだ。


 


 恭仁はトランクの闇で感じる心地よい揺れと歌声に、心身と運命と全てを委ね目を閉じた。それは生まれる前、波打つ浜辺、母の胎内で聞いた歌声に似ていた。


 僕には何もない。故に滅びを恐れない。ただ己の魂だけは誰にも渡さない。


 流れ流される僕の身体と心の裡で、目に見えないこの魂だけが僕の真実だ。


 車のトランクが開かれ、恭仁は目を覚ました。暗いコンクリートの地底を思わせる静かで無機質な空間に、遠くで雨打つ音が聞こえる。眩い白色光が恭仁を照らして、自分に突きつけられた銃口と、その向こうに立つ人影が見える。


「降りて」


 恭仁は骨肉の軋む痛みに呻き、底冷えするような低い女の声に従い、手足を動かし外界を目指した。身体が上手く動かず、固いコンクリートの舗装に叩きつけられる。女は長い溜め息をこぼし、恭仁が立ち上がるのを待った。


 女がトランクをゆっくり閉ざし、女が握るフラッシュライトが照らし出した深紅のクーペ――インフィニティQ60の優美な臀部に、恭仁は魅了された。


「行って」


 女の手が襟首を掴み、恭仁を先に立たせて歩かせる。恭仁と女は駐車場から地上に抜け出し、マンションの玄関ホールに歩み入る。エレベータに乗ってどこかの階へと降りて、マンション内のあるフロアのある部屋に辿り着くまで、ただ1人の住民とも顔を合わさなかった。女はドアの錠前を鍵で開け放つと、開け放たれた玄関の暗闇に恭仁を投げ込むように突き飛ばし、自分も入って施錠した。


 電灯の明かりが点けられて、拳銃を突きつける海老原の姿が恭仁の視界へと浮かび上がる。糸目の美貌に余裕の微笑みは無かった。望みながら捨てられて、疲れ果てて擦り切れた、鍍金が剥がれ落ちた女の無表情がそこに在った。


 皮肉にも、それでもなお、海老原の貌は相も変わらず美しいままだった。


 今の顔の方が、最初に会った時よりずっと好ましい。恭仁はそんな場違いな感想を覚えたが、口に出せるはずもない。拳銃を片手に押し黙り、佇む彼女が溜め息がちに頭を掻きむしる横で、彼は黙って待ち続けた。海老原は痺れを切らした様子で恭仁に拳銃の銃口を押し付け、土間の向こうに押し飛ばす。


「いつまで突っ立ってるつもりなの!? さっさと中に入って!」


 殺風景な部屋だな。海老原の自室と思しき小さなダイニングキッチン付きの部屋に歩み入り、恭仁はそんな感想を覚えた。部屋にある物は、壁に寄せたスチール机と、窓際の隅に寄せた金属フレームのソファベッドと、黒塗りの事務用のスチール戸棚が幾つか並び、ソファベッドに面した戸棚の天板に大型TVが無造作に置かれている。他にあるのは、小さな冷蔵庫くらいか。


 。この部屋に住んでいるのが、例え男性であると仮定しても、その人物の暮らしぶりを他人が想像するのは難しいだろう。


 徹底した合理主義。無味乾燥かつ無個性。倉庫か事務室のように人間味の失われた生活空間が存在し得ることを、恭仁は初めて知った。海老原は恭仁を部屋の真ん中に突き飛ばすと、スチール戸棚の1つに歩み寄って開き、その中から金属音のする物を取り出した。大型犬用の鉄鎖の首輪と、プラスチックの被覆にワイヤーが仕込まれたリード。海老原はそれらを南京錠で固定して恭仁の首に引き結ぶと、身体の支配権を主張するようにリードを強く引っ張った。


「風呂に入って。あんた臭いから」

「風呂って、着替えはゲボッ!」


 海老原は風呂場を開き、恭仁の頭を拳銃のグリップで殴り、中に押し込む。


「いらないでしょ。どうせあんたは死ぬんだから」

「どうせ死ぬんだったら、風呂なんてどうでもいいような気がするけど」


 大きなバスタオルが投げられ、音を立て風呂場の扉が閉ざされる。恭仁は溜め息をこぼして着衣を脱ぐと、どこに置こうか暫し考えて、一先ず畳んで濡れない隅っこに置くことにした。シャワーで身体を流すと、周囲にあるシャンプーやボディソープに視線を移し、暫しの逡巡の後に断りなく拝借することにした。


 熱い湯を浴びると身体が痛む。恭仁は熱水の温度を落とした。あの女がボカスカと殴るからだ。もしかすると、骨が何ヶ所か折れているかも知れない。生きて帰れても病院のお世話になることは間違いないだろう。恭仁は1年前を思い出した。


 あの時は自分の出自を賭け竹刀に立ち向かっていた。恭仁は祖父の竹刀とあの女の空手と、どちらで殴られる方が痛いだろうかと思考した。苦笑いしてボディソープをシャワーで洗い流す。竹刀の方が痛いに決まってる。


「お祖父様とあの人じゃ、多分お祖父様の方が強いかもな」


 尤も、畑違いの剣道と空手を戦わせること自体がナンセンスな話だった。


 恭仁はバスタオルを腰に巻いて股間を隠し、廊下に垂れたワイヤーを辿って居間に戻る。海老原は濃紺の艶やかな下着姿をして壁にもたれ、酒と思しき缶を気だるげに呷っていた。空き缶が既に何本か、無造作に握り潰し周囲に投げ散らかされていた。更にその周りには、彼女が着ていたスーツとシャツが周囲に脱ぎ散らかされ、そして強化樹脂繊維の黒いボディアーマーが転がされていた。


「防弾チョッキか。道理で包丁が通らなかったワケだ」


 海老原は傍らの38口径リボルバーを掴むと、防弾チョッキに銃を向けおもむろに発砲した。慌てた恭仁は耳を塞ぐのがどうにか間に合ったが、強烈な銃声が部屋中に反響して手指の隙間から鼓膜を揺らし、脳がくらくらする。胴体部分に弾が当たった防弾チョッキが、健康器具じみてぐにゃりと沈み込む。恭仁が恐る恐る確かめると、弾痕に繊維が絡みついて内側に膨張しており、確かに突き抜けていなかった。


「本当に貫通してない。いやまあ当たり前なんだけど。よく出来てるな」


 無表情で海老原が銃を構え、恭仁が仰天して咄嗟に防弾チョッキを斜線に被せる。1発、2発。恭仁は着弾の衝撃で尻餅をつき、傷ついた鼓膜の痛みに苦悶する。一応まだ生きている。海老原は銃を捨て、立膝を抱えて泣き出した。


「……であん……は……な……静で……の!?」

「な、何です!? 何ですって!? よく聞こえません!」


 恭仁は両の鼓膜がキーンとなって言葉が聞こえず、防弾チョッキを捨てて海老原に這い寄ると、座り込んだ。海老原は抱えた膝の内側から憎悪の籠った眼差しで恭仁を見つめた。恭仁はかける言葉を探して天井を見上げる。何を言うべきか分からずに、何を言っても無駄口になる気がした。だからただ俯いて、彼女に無言で寄り添った。海老原は恭仁を睨み、酒の缶を手にしてぐいっと飲み干すと、握り潰して恭仁の顔に投げた。床に跳ね返った缶を見た時、恭仁の脳裏に霧江の姿が過った。恭仁の脳裏にあの夜の記憶が蘇り、恭仁は立ち所に青褪めて腰を上げ、彼女から離れようとする。伸びた手が恭仁の首輪に繋がったリードを引っ張り、ぐいと自分の傍に引き寄せた。


「何……げ……の?」


 恭仁は海老原の言葉が聞き取れず、ピンと正座をして鯱張った。ムッとした彼女がリードを引くと、恭仁は不承不承に頭を下げ、耳に手を当て彼女の唇に耳を寄せる。ゾクリとするようなあの甘い香りが、鼻先に漂ってきた。


「ここにいて」

「はい」


 恭仁はおっかなびっくり答えた。命のやり取りをする時よりも、レディのご機嫌を損ねぬように気を遣っている時の方が、遥かにやり辛かった。海老原の片手が伸びて身体の打撲痕に触れられ、恭仁はビクリと身体を震わせる。女性に身体を触れられる恐怖と嫌悪感と、美女の存在に胸が鳴る感覚が同居して、奇妙な感覚が渦巻いた。


「痛い?」

「痛いです」


 身体を離そうとする恭仁を、海老原がリードで引き戻して胸元に寄せた。


「怖いの?」

「触られるのが」

「どうして?」

「……前に、義姉さんに……」


 恭仁が声を震わせ言葉を詰まらせると、海老原は何かを察した様子でリードを引く手の力を緩めた。恭仁が彼女の胸元から顔を上げると、ごつんと額がかち合い恭仁の顔に髪がしなだれかかる。恭仁は指先で髪を払うと、海老原が身を震わせた。


「あ、すいません。勝手に触って」

「いちいち謝らないでよ、鬱陶しい」

「すいません……?」


 こういう時に、どうやって女性と喋ればいいのか恭仁は分からなかった。彼は何も知らなかった。人間関係の作り方、女性との話し方、愛の交わし方も。


「あんたは何も思わないの」

「何が?」

が目の前に居るのに、何もしたくならないの?」

「手頃なんて、そんな物か何かじゃあるまいし」

「……あんたモテないでしょ」


 図星を突かれ、恭仁は俯くように頷いた。咄嗟に伊集院の泣き顔が脳裏に浮かび、胸が苦しくなった。彼女がこの状況を見たらどう思うだろうか。


「あんた、このまま童貞のまま死んじゃうんだなあ。あーあかーわいそ」


 海老原が泣き笑いでからかう言葉と共に、恭仁の喉元に拳銃の銃口をねじ込むと、恭仁は我に返った顔で彼女の手を見て、銃を見て、彼女の顔に視線を戻した。


「いや別に、それはいいですけど。元から死ぬ腹積もりは出来てるんで」


 海老原は唖然とした顔で、バツが悪そうに構えた拳銃を下ろした。何で自分を早く始末しないのか、恭仁には皆目見当もつかなかった。恭仁には海老原がその場凌ぎの行き当たりばったりで行動しているようにしか見えなかった。


「でも、その顔、好きですよ。ぽかんと気の抜けた表情、綺麗だと思います」


 海老原は息を呑んで赤くなると、拳銃のグリップで恭仁の顔を殴った。


「殴らないでください、痛いので。僕を一体どうしたいんですか?」

「どうしたいって? あんたはどうしたいワケ?」


 恭仁は問われ、海老原から目を逸らしてふと考え込んだ。一つ屋根の下で誘拐犯に首輪を繋がれ拘束され、死を覚悟して怖い物など無い状況。彼女は何かを求めているようだった。


「じゃあ1つだけ、死ぬ前にしたことがあるので、お願いしていいですか」

「何? 変態」


 恭仁は胸の高まりに俯いて、胸を片手で押さえると、ゆっくり口を開いた。


「抱き締めさせてもらっていいですか。ほんの少しの間だけでいいですから。僕って物心ついた時から、そういう記憶が無くって。一度でいいから、誰かにこうぎゅっとされてみたくて。でもそんなの無理だから、せめて僕からでも抱きしめさせて」


 恭仁がおずおずとだが嬉しそうに告げると、海老原はリードと拳銃を次々に手放し顔を両手で覆った。両耳が火が噴きそうなほど赤くなった。そしたら、失礼しますと恭仁が微笑み合掌してお辞儀し、身体に腕を回すと身動き出来なくなった。


「固いけど柔らかい。不思議な感触。それにしても鍛えてますねー。羨ましい筋肉の仕上がり具合です。空手は長くやってらっしゃるんですよね?」

「あ、あ、あんた、女を初めて抱いた感想がそれ!? おかしいでしょ!」


 髪に触れられ、背中を撫でられて、海老原が身を震わせて声を押し殺す。


「それに温かい。他人の肌って、こんなに温かいんだな」


 恭仁の夢を見るような言葉が次第に生気を失い、低く冷たく先細る。恭仁は夢から覚めた硬い表情でそっと手を放し、唖然とする海老原から身を離す。


「これ以上は、もっと欲しくなるので。三途の川の渡し賃にはこれで充分ですから」


 恭仁は乾いた表情で銃を一瞥し、海老原にアイコンタクトした。海老原はお預けを食らった犬のような顔から、恭仁の強い自制心とその背後から滲み出る闇を想像して表情を失い、そして自分の魅力を侮辱された怒りで赤面する。


「私を愛してくれるって約束してくれたら、もっと触ってくれてもいいよ」

「約束できません。もう結構です」

「バカ、あんたは結構でも私は結構じゃないの! もっと触ってって私が言ってるの分からない!? こんな気分にされて男も抱かずに死ねるか!」


 彼女が怒りに任せて銃を投げ飛ばすのを見て、恭仁は呆れた顔を向けた。


「いやでも海老原さん、利義さんとその、したんですよね」

「それが何!? !?」


 今にも襲い掛かられそうな剣幕に恭仁は尻込みし、溜め息をついて頷くと海老原の身体にそっと腕を回した。利義の顔が脳裏に浮かんで、ハッキリ言うと全く気乗りはしなかったが、そういう流れなのだと思って諦め身を任せる。彼女の身体は先程よりずっと熱かった。彼女の下着をつけた双丘に顔を埋める。


「身体、熱いですよ。梅雨で蒸し暑いからですかね」

「そんなことわざわざ言わなくていい、バカ」

「それに、いい匂いがする。落ち着きます」


 恭仁の言葉に海老原はぼそぼそと語尾を窄ませ、恥ずかしそうに赤面すると素肌を撫でられる感触に身を震わせた。暫し後、恭仁が顔を見上げた。


「その……本当にするんですか? やらなきゃダメですか?」

「ああもう! くどい!」


 結局、恭仁は海老原に問答無用で押し倒され、強引に接吻された。舌を絡められて腰のタオルを剥ぎ取られると、そのまま獣のように交わり一晩中搾り尽くされた。


「もう朝ですよ」

「本当だ」


 降り続けた雨はいつしか止み、カーテンの向こうに朝日が見えた。海老原は恭仁のリードを引き摺って風呂場へと向かうと、そこで再び激しく身体を重ね合わせた後、互いの身体をすっかり洗い落として、居間に戻った。


「これ、着て」


 海老原はクローゼットから適当なシャツとズボンを出して放り投げて、恭仁に指で示した。意味の分からぬ顔で恭仁が見返すと、彼女は苛立った様子で足踏みしつつ、自分は床に脱ぎ捨てた皺だらけの着衣を身に着けていった。


「あんた、死ぬ時には正装しないと、臨場する検視官に失礼でしょ」

「と言うと武士の死化粧みたいなものですか。そうですね。承知しました」


 おずおずと服を着る恭仁の姿に、海老原は毒気を抜かれた顔で息をつく。


「今頃マンションの外は警察がぐるっと包囲してるんだろうな。私たちが一晩かけてヤリまくってる間にね。こっちは拳銃があるから、そう簡単には踏み込んでこないと思うけど。あんまり長引くとその内、『銃対』が来るかも」

「ジュウタイ?」

「銃対。銃器対策部隊。いわゆる特殊部隊、警察の機動隊のエリートね」


 海老原は恭仁が服を着終えたのを横目に、リボルバーの残弾を確認。撃鉄をハーフコックするとシリンダーを腕で転がして、撃鉄をフルコックしてから恭仁のリードを引き寄せ口づけする。海老原がそっと唇を離し、恭仁の瞳を見て溜め息をついた。


「お姉さんとロシアンルーレットしましょ。残弾は1発。弾がどこにあるかは、私も分からない。。それがルール。OK?」

「何言ってるんですか?」

「返事は、はい」

「は、はい」

「いや違うな。はい、朱璃さん」

「はい、朱璃さん」

「いい子ね。本当に素直でいい子。好きになっちゃうぐらい」


 海老原は恭仁に再び口づけた。今度はもっと深く。口づけしつつ自分の頭に銃口を押し当てて引き金を引く。薬室は空だった。今度は恭仁の頭に銃口を当てて引き金を引いた。これも空。今度は自分の頭に撃って、やはり空。再び恭仁の頭に押し当て、これも空。彼女は運命を悟った清々しい表情で唇を離した。


「良かった。あんたを殺したら、どうせ私も死ぬ積もりだったから」

「あ、朱璃さん!?」

「また名前呼んでくれたね。。遊んでゴメンね」


 海老原は感極まって泣くでもなく、悪戯したことを謝るような軽さと白々しさで、全然悪びれた風でもない懲りない微笑みで、何の躊躇も無く自分の頭を弾いた。


「御免じゃないよ……何がしたかったんだよ……全然、意味が分からないよ」


 恭仁の眼前で鮮血が舞い、美しい瞳が白目を剥き、海老原朱璃は死んだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

アウトサイド・モノクローム -呪われた青春- 素浪汰 狩人 slaughtercult @slaughtercult

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ