第10話

帰宅後。

ヒナタとは本当に最小限の会話だけで、

今までろくに会話らしい会話もなかったけど。


俺から積極的に会話するようになっていた。


ヒナタはそれが不思議に思ったらしい。


「急に、勉強教えてほしいとか、、

どうしたの??」


「え。えーと、その、なんだ。

俺、この前の定期考査の成績がめちゃくちゃわるかったんだよ。特に英語。

な、なんと、恥ずかしながら9点だった。。

このままだと、成績順のクラス編成で、

一番下のFクラスに入れられかねない。

だ、だから、それは避けたいな、と思ってさ」


「ふーん。。」

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