登場人物紹介その23 ガーゼット・クラウリー


名前:ガーゼット・クラウリー

年齢:38才

性別:男

種族:人間族


使命:バルモア連邦三剣士の中で最強であることを証明する!!

職業:旧バルモア連邦軍人、『ヴァイレイト』の幹部、暗殺騎士、バルモア連邦三剣士。

趣味:剣術の追求、刀集め、熊神の木彫りを作る。


好きなこと:バルモア連邦、名誉、強さ、剣術。

嫌いなこと:負けること、ガルーナ人、裏切り者、赤い髪。


略歴

東方諸部族の一人として生まれる。

貧しい家に生まれたが、幼少時から剣才を発揮。

天才的な剣術の才で、内紛の激しかった東方の海でたくましく生き抜く。

バルモア連邦が結成されるころにはバルモア連邦三剣士の一人として勇名をはせた。

貧しかった家族に豊かな暮らしをさせつつ、多くの試合に挑み剣士としての実力を磨いていく。

ガルーナ侵略戦争に参加。

ユアンダートの密偵に評価されて、ストラウス家の育った村を襲撃することになる。

見返りとして多くの報酬を得たことと、ケイン・ストラウスの妻がバルモア出身だと知り闘争心を抱く。

竜騎士ケイン・ストラウスと、当時、自分より実力が上の連邦三剣士カイエンが互角の強さであることを腹立たしく思ってもいた。

報酬、コンプレックス、裏切り者を罰したいという感情が重なり、クラウリーは竜騎士ストラウス家を滅ぼすことを目的に兵を率いて出発する。

ソルジェ、アーレス、村から出撃。

クラウリーの部隊、村へ到着。

虐殺を行う。

クラウリー、大量の報酬を獲得するも、ストラウス家の四男、17才のソルジェにカイエンが敗北したことを知り驚愕する。

クラウリーの評価、バルモア連邦内で上がることはなかった。

クラウリー、ソルジェの報復を内心で恐れていく。

戦後、バルモア連邦諸勢力がユアンダートに懐柔されていくおり、率先して帝国軍に参加、身分を秘匿される暗殺騎士/アサシンに自ら所属。※ソルジェの報復を恐れていた。

ユアンダートに許可され、評価される。

ユアンダートの暗殺騎士/アサシンとして各地で暗殺を行い、有能な戦士との死闘を制することで実力を伸ばしていく。

かつてよりも数段の成長を実感するも、強くなるほどカイエンを超えられていない自分に気が付いていく。

バルモア連邦より、赤毛の剣士が何人もバルモア連邦のリーダーを殺した報せが入る。

バルモア貴族からソルジェ討伐を促されるも、断固として拒否。

暗殺と修行に励む。

『ヴァイレイト』の幹部に任命、若手のバルモア系戦士たちを率いるようになる。

カイエンの娘に遭遇、剣の指南を行う。

父を超えているかもしれないと褒められるも、否定してしまった。

剣術の修行に一層励み、強さをより高める。

第七師団、ルード制圧へと出発、『ヴァイレイト』の一員として西へと出発。





将来の夢:最強の剣技を後世にまで遺す。



・見た目

野性味がかったバラバラな黒い髪、黒い瞳。

剣士としての修行を好み、強さを磨くことに必死な人物。剣豪であり達人であり剣聖と称されるに十分な実力と経験を誇る男。鍛え上げられた体と、暗殺騎士としての任務で負った、激闘の傷跡が体中に残っている。獣じみた風貌で、攻撃的な肉食動物のような双眸の鋭さを持っています。



・性格

育ちが悪く、暴力的。礼儀や身なりに気を遣うことは少ない。粗暴な態度であるが、悪気があるわけではなく常識に欠いたところがあるだけの人物。

忠誠心は誰に対しても抱いておらず、常に自分のことを考えている利己的な性格をしています。


剣術と強さに対しての執着心は本物であり、誰よりも努力と鍛錬を惜しまなかった剣の天才の一人。


敵に怯んだことは一度もなかったが、ソルジェと対峙したとき人生で初めて恐怖に呑まれてしまうことになる。




・武器

鍛え上げられたバルモア剣術、バルモアの名剣。


バルモア最強の剣技、『黒い太刀風』。



・家族

父親は物心つく前から行方不明。

年老いた母親と兄姉がバルモア連邦にいる。

結婚することはなかった。



ガーゼット・クラウリーの世界観

クラウリーにとって世界とは己の力を誇示すべき場所です。

貧しい生まれから剣才一つでのし上がったクラウリーにとって、強さは神聖さを帯びたものです。全てを与えてくれる、己にとっての全て。

剣と暴力と共に生き、それで金や評価を得ることで貧しい生まれのコンプレックスを克服していきました。

自分より強く穏やかで冷静な精神も陶冶していたカイエンを、目標にしつつも嫌っている部分もあります。生まれのせいだとも感じていました。自分のような貧しくて暴力的な環境で育てば、カイエンも自分のような男になっていただろうと。


カイエンを目標にしつつも、そうなれない予感をずっと抱いていました。

ソルジェにカイエンを奪われたとも認識しています。


何よりも怖いのは敗北と、力と剣で成し遂げた功績が崩れ去ることです。


人生で最も嫌な時間は、ソルジェの母親ににらみつけられる夢を見ているときです。


同じ瞳に出遭う日が来るのではないかと不安にさせるから、になります。




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