第2話 で、その事実関係は・・・

 さて、そのW氏なる人物がどんなことでこのような羽目に陥ったのかは、このとおりです。


 2006年6月某日、**士のW氏は、岡山市中央区某所の駐車場に自家用車を運転してきて、さあ駐車というときに、駐車指導員と称する「みなし公務員」にとある指示を受けた。

 そこでどういうわけか、その駐車指導員氏の言動が何か、W氏の逆鱗に触れるようなことでもあったようで、W氏は、

「おまえのところは停めてもええのか?」

とか何とかいって、その指導員氏の片手をとっさにつかんで、かみついたそうです。

 相手さんの手には、歯形が残って少し治療が要ったとか。

 でもって、現行犯逮捕され、通報されて所轄の警察署の警察官に引渡された。


 翌日の新聞では、本当に**士なのかどうかが確認できていなかったのか、氏名の前の枕詞になる職業が、なんと、「自称**士」という書き方をされていました。なお、その職業は単なる自称ではなく実際に有資格者で登録されていて業務も行っている人物であったということを申し添えておきますね。


 罪状は、「公務執行妨害」。

 普通なら、傷害罪とか威力業務妨害罪とかが出るところだろうけど、ここは、相手さんが「みなし公務員」ということもあって、公務の執行妨害となった次第。


 最初は、皆さん、いくら・・・なところもあるとはいえ、**士ではあるし、さすが、犬でもあるまいしそんな、と思われた。

 それがところが、なんと、事実とわかって・・・


「どうも、言論ではなく、物理的にかみついたようだな」


というお話に。というわけで、その・・・な部分につきましては、後日改めまして御紹介いたしますね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る