第17話―どうする半蔵―

参る!忍法、影分身の術。

次の偉人を紹介するのは伝説的な忍者として有名な服部半蔵(はっとり・はんぞう)です。

古今東西ここまで忍者の代名詞また知名度がここまである偉人は類を見ない!

さてご存知でしょうか。

実はかの忍者さんは忍者ではないことを。


【ハットリ・マサナリ】

知名度ナンバーワンな服部半蔵は忍者と回答は半分は正解で、はんぶんは不正解。

上記にあるのと違うじゃないか、まったく矛盾なことを唖然とさせてしまわないよう説明します。

服部半蔵の本名は服部半蔵正成はっとりはんぞうまさなり。そして武士で二つ名は鬼の半蔵。

武将であった服部正成が忍者と定着してしまったことに色々と考えられます。伊賀と甲賀の忍びを率いて命令を下した、後の世のフィクション性の強い軍記、父親とも。


【父親は忍者でした】

服部正成の父親はニンジャ。名前は服部半蔵。

んっ、あれっと首を傾げますよね。そう同じ名前なのでした。そう書きましたがミスリードみたいなことを止めると服部半蔵だけならそうなので半蔵を除くと服部保長はっとり・やすながよばれる忍者。

初代半蔵とも呼ばれ、12代将軍の足利義晴に仕えられたと説があります。

そのあと見限って松平家に移り働きました。


【では何故ニンジャじゃなく武将に?】

分かりやすく解説のた例えます。正規社員が武士であり非正規社員が忍者でした。

そこで想像をして下さい。アナタなら子供を育っているとして就かせるなら正規か非正規?

将来や幸せを考えるなら正規と応えると思います。もちろん非正規社員で働かれる人達は立派で社会では欠かせない存在です。もう少し優遇するなに改善を、っと失礼はなしをも戻します。

初代半蔵は息子には武士として教育してきました。そのため二代目は槍が強い武士と成長されました。例えた非正規が忍者ですが殉職率が非常にたかくそれに見合うだけの給料が出されなかったり酷い扱いだったのです。


【おまけ。忍者は黒い格好をしない】

大河ドラマどうする家康で服部半蔵が忍装束で活躍するシーンがありました。もうお分かり頂けたことでしょう。忍ではない。

更に他にも、ニンジャは黒い格好をした誰もが浮かぶ忍装束は実は使用されていません。

な、なんだってぇぇぇーー!?と多分そう驚かれた人いるかもしれません。

ならどうして広まったか考えられるのは江戸時代。その歌舞伎または軍記モノとされます。

農家のような格好をしていました野良着のらぎという百姓を着て活動していました。

外見は一般人として隠す必要ありました正体を捉えてはならないのがニンジャですからね。

この格好はニンジャ用カスタマイズされて身動きしやすく暗器とよばれるニンジャ用の武器が備えていました。

長くなりましたのでこれで最後にしたいと思います。忍者は結構お喋りで、武田信玄の死を発覚させたのはペラペラ喋ったと説があるほど陽キャラな人が多かったのです。

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