第9話―美少女だから許せる?―

それでは問題の構造にある美少女を問題提起していこうとおもいます。

おそらく嫌いな人はいないであろう眉目秀麗、容姿端麗。作中を華やかとさせるのに欠かせずマンガやラノベだけではなくアニメやドラマなどありとあらゆる作品に主要キャラとして出ていきますね。


やや迂遠な話になりましたね。

それでは本題に戻ろうと思います。

ラブコメ主人公が美少女の前では優しく肯定、、、、、して振る舞いを見せていることについて。

可愛い、カッコイイ方になんとか良く魅せようと誰もさり気なく計算して演じます。

それらは性根からの優しさではなく好みだから良く魅せようとされる事であり

振り向かせようと努力しているようでしていないからです。主人公が容姿などの外側や性格や勉学など内側を磨く描写があったり

すれば好感が得られやすくなる。

逆に、いつも通りで何もせず悩むのはイチャイチャのみだけではヒロインが主人公がどうして好きになったか読者は疑問符をずっと

抱いたままになります。


ですのでラブコメ主人公がヒロインに対して釣り合うよう懸命に努力していく描写や納得するだけの大きな理由付けは必要です。

さて最後に優しく肯定するだけの主人公は本当に優しいと思えないのです。

ときには否定的にも嫌われると捉えるかもしれない忠告や指摘はあるべき。

お前のため!君の為!とそうヒロインに言っても言い訳にしか聞こえず独りよがりでしかないのです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る