第2話 独白2

私は昨日、ベッドに入る事ができず、机の椅子に腰かけたまま、寝てしまいました。

ああ、これを見てた人驚きました?大丈夫、私は例のウィルスには感染しておりません。これは、確定?かな?

まぁ最長の潜伏期間が長すぎるウィルスですのでね。

まぁ、あれが発生した時は、興奮しました。

なぜって、分かるでしょ。私、そういう人間なのです。

人に共感性が乏しく、想像力が欠如した、最低最悪の人間、それが私です。社会にとっての異物、そして、社会にとっての爆弾。

テロリストが民衆を殺す時に使う、鉄片が入った爆弾。しかし、私は、善良な市民ですから、そんな、存在をしているか、していないか、分からないような、一般人不特定多数を狙うような事はしませんよ^^

そう、私は善良なる市民として、最低限の良識と常識と倫理を知っていますから。

それが、自分が悪いことをしているという快感に繋がるわけですが。

あああ、今考えても、、、、あれが、あれが、あの時、いや、全てが輝いて見える。

脳が痺れてしまいました。恍惚としています。

いや、良いですね、嘗てのFBフレンドへとこの文章は送りますが。

うん、共感は出来ないまでも、容認して欲しいな。

彼には嫌われたくはない。

いや、それも期待しているのかな?

えーーと、

何を考えていたのかな?

ああ、薬がもう無くなりつつあります。

え、なんの薬って、前に話したでしょ。私は躁うつ病、要は、双極性障害者です。

薬が無くなると、たぶん、一か月ほどで、酷い鬱になり、動けなくなり、そして、この生活は終わる。私の人生も終わる、長かった死へ向かえる。そう、死こそが最高の快楽です。

で、あの、愛すべき、玩具はどうするかな?

私が保護した、おかげで彼女は健康です。ウィルスには感染してなかった。良かった良かった、人間、善意が大事です。私は人の命を大事にしたい。

この世界で死んでいく人々を思うと・・・・母の事を思い出し。本当につらくなる。

例えば、ある娘さんが、母のウィルス感染の重症化を見つめている。必死になって助けようと、助けを求める、しかし、誰も、彼女たちを助けるものがいない。そう誰も・・・・。

あ、勃起してしまった。

うーーーん、混乱して来てるな。

タバコを吸います。

外の緑を見ながら。散歩でもしようかな?

タバコはいい。気分を落ち着かせてくれる。

一旦、PCを閉じます。

では、

また、後ほど、

続きかくので、、、たぶん

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る