第6話 三年前 1

 理亜に引っ張られながら新良は、森の道を歩いて行く。幅の広い木の道を歩いて行くと、時折すれ違う人達に理亜と新良は挨拶を交わして行く。


 「ちょっと…」


 新良は、理亜に話し掛ける。

 呼び止められた、理亜は立ち止まり振り返って「どうしたの?」と、新良に話し掛ける。


 「引っ張るの止めてくれない、さっきから皆に笑われている気がするのだよ」

 「あら、失礼しました」


 理亜は新良の腕を放す。


 「では、行きましょう」


 理亜が言うと二人は再び歩き始める。


 広大な森林地帯をしばらく進んで行くと、前方にわずかな平地が見えて来た。平地周辺には木の柵が立てられていた。その中央には一際大きい建物が建てられていた…。二人は建物へ向かって歩いて行く、建物周辺からは他の道から来る子供達の姿もあった。


 「お早う」


 新良や理亜は皆に挨拶をする。ほかの子供達も同じように「お早う」と、元気な挨拶をする。皆は大きな建物へと入って行く。建物は少し古ぼけた感じが漂う木造の造りだった。二人は周りの子供達と一緒に建物の中へと入るが、その日は…少し古臭さのある木造の建物の中は子供達で一杯だった。周囲からは子供達がはしゃいで絶え間ないお喋りが建物の中いっぱいに充満していた。


 二里塾の中は部屋が幾つもあるが…指定の部屋は無く皆空いている部屋へ着いた順に席に並ぶ…。しかし…新良と理亜が里塾に入る時は空いているが無く幾つかの部屋を歩いて回る。


 「今日は来ている子が多いな…」


 新良は、辺りを見回しながら言う。


 「多分…深部からの子達が来ているのね。あまり見慣れない顔の子達がいる、こんなに来るなんて島の誕生祭が近いせいなのかしら…」


 深部とは奥の意味であった。島の奥に住む人達や島の反対側に住む者は島で唯一の里塾に来る為に日数を掛けて里塾へと来ていた。わずかな授業の為に往復で一週間も掛けてくる子達もいた。

 二人は奥へと通じる廊下を進み二階へと上がって行く。二階へと上がり部屋を探すが空いている部屋が見つからない。


 「駄目ね…今日は空いている部屋が何所にも見つからないわ。来ている人達の数が、あまりに多すぎるよね」


 理亜は、溜息を吐きながら話す。二人は廊下をうろついていると「お早う」と、後ろから挨拶する声に二人は気付く。

 二人は後ろを振り返ると背丈の大きい男性の姿があった。


 「あ…来史(らいし)先生お早うございます」


 理亜が挨拶をする。来史と呼ばれた男性は二十代過ぎの若い男性だった。黒い長い髪をしていて、目は細く、鼻が長い。顔はにこやかな表情をしていた。


 「先生、今日は空いている部屋が見付からないのですけど…」


 新良が、来史先生と呼ばれた男性に話し掛ける。


 「確かに今日は来ている人が多すぎるね。もし良かったら日を改めて登校してもらえるかね?今日の授業分の予定は後日繰り返し行うから」


 二人はお互いの顔を見合わせる。


 「せっかく来たのに…」


 理亜は不機嫌そうに呟く。隣にいる新良は少し嬉しそうな表情な顔で…


 「分かりました…また、来ます」


 と、言って新良は塾の建物を出て行く。


 「あ…、ちょっと」


 理亜が、走って塾を出て行く新良を追いかけて行く。


 廊下にはまだ、部屋を探している子供たちが大勢いた。しかし塾で先生を務めている他の先生が子供達に大声で


 「今日は、深部の方以外の近隣の方は後日改めて来て下さい」


 それを聞いた近隣の子供達は、しぶしぶと塾から出て行く。そんな中…新良は走って塾から出て行くが塾を出る時に理亜に再び捕まった。


 「わ、何だよ?」


 新良は、理亜に向かって言う。


 「どうせ貴方は、利空の所へ行くつもりでしょう」

 「どうして、そう思うのだよ」

 「考えている事ぐらいわかるわよ。顔に書いてあるから」


 そう言われて新良は袖で顔を拭く。


 「それより時間が出来たのだから付き合ってくれない?ちょっと寄って行きたい所があるの、良いでしょ?」

 「こんな朝早くから何所へ?」

 「明香(めいか)叔母さんへの所よ」


 それを聞いた新良は、少し気まずそうな表情で


 「えー…、あの叔母さんの所へ行くの…」


 と、新良は苦々しく言う。


 「何よ、私の叔母さんは、そんなに嫌なの?」

 「え、嫌じゃないけど、ただ…行くまでに距離があるから…」

 「平気よ、ここからなら直ぐ近くじゃない。とにかく行きましょう」

 「うん…」


 元気の無い返事をして、そのまま理亜に連れてかれて行く。来た時とは違う道へと腕を掴まれて歩かされる。塾の広場に通じる道を、下りてその先にある道を西側へと進む。前方に大きな吊橋が見えてきた二人は吊橋を渡って行く。


 二人は、吊橋を越えて木々の生い茂る薄暗い道を進んで行く。来た時とは異なり道を歩いていても、すれ違う人はいない。辺りから聞こえてくるのは、野鳥と獣の雄叫びだけだった。少し古く広い木の道を二人は進んで行く。


 長い道を歩き進んで行くと、前方に大きな木の幹の上に大きな家が見えて来た。二人は大きな家に向かって歩いて行く。

 大きな家にある広い庭に、一人の女性の姿があった。


 「あ…叔母さんだ。おーい」


 と、理亜は手を振って大声で呼ぶと…理愛の呼び声に気付いた女性は、少し離れた場所から手を振って呼び声に応える。二人は家の近くにある、大きな木の階段を駆け上って女性の側まで行く。


 「こんにちは」


 理亜は、大声で挨拶をする。


 「あら、こんにちは理亜。それと新良君もこんにちは。お久しぶりね」

 「こんにちは」


 新良は、少し控え目に返事をする。


 二人の目の前にいる明香と言う名の女性は、四十代位の少し痩せた感じの女性だった。背丈は、新良達より大きく、髪は赤茶色で、長い髪を後ろで束ねていた。顔は小さく目は細い。


 「今日は聞いていた時間より随分早いわね。もう少し遅いかと思っていたから、まだ何も準備していないわよ」

 「別に気にしなくても良いわよ。こっちも、里塾へ行ってから返されたのだから…」


 理亜は、明香に話す。

 それを聞いた明香は、笑いながら話す


 「そう、分かったわ…。とりあえず中に入ってゆっくりとお茶でも飲みながらくつろいで、それからにしましょう」


 そう言って二人を家の中へと連れて行く。

 家の中は、入ってすぐに居間が広がっていた。物が整理されていて、すっきりとした広さであった。壁には、絵画が掛けられて空いたわずかな空間に花が置いてある。新良は自分の子供部屋が物で散らかっているのを思い出した。


 「そこの食台でくつろいでいてね」


 と、明香は二人に側の食台を案内する。二人は言われた通りに食台にある椅子へと腰を下ろす。二人は肩に掛けていた塾用の鞄を床へと下す。

 二人は、家の中を見渡す。


 「以前来た時と、何か家の中の雰囲気が違うよね?」


 理亜は少し気にしながら新良に話し掛ける。


 「うん…」


 新良は何気なく返事をする。


 「お待ちどうさま」


 明香はお盆にお茶とお菓子を持って来て食台に置く。二人は、お菓子を見るなり手を伸ばしてすぐに口の中へと運ぶ。

 瞬く間にお菓子は無くなり、お茶を飲み終えた二人は一息吐く。


 「明香叔母さん、家の中…何か変えた?入って来た時に以前と違う感じがしたのだけど」


 明香は、戸惑う仕草もなく


 「あら、やっぱり気がついた」

 「気がついたって…て?」

 「ほら…あれよ」


 明香は後ろの壁に掛けられている一枚の大きな絵を指した。新良と理亜は座っている場所では角度が見づらいので近くまで行って、その絵をよく見る。

 その絵は家の中にある他の絵と比べて、絵としての華やかな表現は無かった。額に入っていながらも独特の異色の世界観を込めた絵であった。絵は油絵で一本の大きな樹が画用紙いっぱいに表現されていた。しかし…その表現は何処か薄気味悪さを感じさせていた。


 「何…この絵…、薄気味悪いな…」

 「あ、この絵って…!」


 理亜は、何かに気付いた様な口振りだった。


 「樹王(じゅおう)の樹よ…」

 「じゅおう…て、一体何?」


 新良は明香をみて聞く。


 「新良…貴方、樹王を知らないの?」


 理亜は少し呆れた様な表情で新良を見る、


 「家で両親とか誰かに、この島の…いかなる樹よりも比較にならない程の大きな樹があると言う話を聞かされた事ないの?」

 「知らないなあ…」


 新良の、その言葉に対して理亜は少し溜息を吐く。


 「この島の、樹の王様なのよ」

 と、明香は言う


 「へえ…そんなのがあったのか…」


 新良は少し感心しながら腕を組んで絵を見ていると。隣にいた理亜が壁に掛けていた樹王の絵を取り外す。


 「ちょっと、何で取り外したりするの…」

 「叔母さん…こう言う絵は、あまり人前に出す物では無いわよ、私片付けて来る」

 「やっぱ、そう思うかしら…。気分転換に出したのだけど…」

 「え…、どういう事?」


 新良は理亜に尋ねるが、理亜は何も答えなかった。そんな理亜の横顔を新良がのぞき見ると理亜が物悲しげな表情をしている事に気付く。


 「さて…と、お喋りはここまでにして、せっかく来てくれたのだからお手伝いをしてもらいましょうか、理亜は私の手伝いをしてくれる…。新良は外で薪割り(まきわり)と水汲みとあと…、裏の隣の家から荷袋を持って作物をもらって来てくれる、あと…」

 「ちょ…ちょっと、一度にあれこれ言わないで下さい。一つずつ片付けていくから」


 そう言って新良は、上着を脱いで表に出る。庭へと出て行くと、すぐ近くに薪が積み重ねられていた。薪が積み重ねられている所へ行って薪割りをする。用意された薪は大した量では無い為すぐに作業は終った。次に新良は水汲みをしに移る。桶を担いで近くの用水路へと向かう歩いてもそんなに距離の無い場所に用水路がある為、水汲みの作業も手間が無く終えた。


 水汲みが終ると新良は裏にある隣の家へと空の荷袋を持って出発する、家の階段を下りて隣の家へと通じる道へと歩いて行く。

 来た道とは逆方向の、さらに奥へと通じる細く曲がりくねった道を進んで行く。途中…古い作りの階段を上って行き渡りにくそうな橋を越えて行く。道を間違えたのでは…?と、途中周りを見渡すが…他に家らしき物は見当たらず、道を進んで行く。やっとの思いで新良は、隣にある家へとたどり着く。


 裏の隣の家は、大きな樹の幹の上にあった。明香や新良の家と比べると、少し古い作りの家だった。人工で作った庭の上に家が設けられていた。新良は木の道を通ってその古い作りの家へと行く。

 家の外側の庭周辺には柵が作られていた。家の近くまで来ると庭の横長椅子に、座っている一人の老人を見付ける。老人は後ろ向きに座っている為新良に気付かずに手作業をしていた。

 新良が側へと行くと、老人は鼻歌を歌いながら手作業をしている。


 「あのう…、すみません…」


 新良が声を掛けると老人は驚いて振り返り


 「わ、何じゃ、驚かすなよ!」

 と、大声で叫ぶ。


 老人は見た目からして八十代位の男性だった。頭には髪はほとんど無く、わずかに白い髪が数本残っている程度だった。顔はシワだらけで目は細く、鼻が尖っていた。口には歯が数本しかなかった。


 「はて…、お主は見かけぬ顔だが誰かのう…?」


 老人は、新良の顔を間近で見ながら言う。


 「自分は新良と言います。今日は明香さんの手伝いで作物を頂きに来ました」

 「おお…なるほど、そう言うことか。わしは礼武(れいむ)と言う老いた爺じゃ。作物をもらいに来たのなら…。ほれ…向こうに積み上げてあるぞ。好きなだけ持っていくが良い」


 礼武と言う老人は家の近くに用意されている作物を指して言う。

 新良は持って来た荷袋を広げて用意された作物を適当に詰め込む。荷袋が一杯になって新良は、荷袋を担いで帰ろうと歩き始めた時に礼武が、


 「おおい、お前さん」

 

 礼武が新良に向かって手招きをしていた。


 「何か?」

 「まあ、いいから、そこへ腰を下ろしなさい」


 と、礼武は側へ来るよう手招きする。


 「あの…、僕ちょっと急いでいるのですけど…」

 「良いじゃないか、ちょっと年寄りの話を聞きなされ」

 「じゃあ、ちょっとだけですよ」


 新良は、その場に腰を下して礼武の顔を見る。


 「ふむ、お主まだ若いのう…幾つなのだね?」

 「十四歳です」

 「ほう、まだそんな歳なのか、ホッホ…若いなあ…。ところで、お主この島の歴史は知っているかね?」

 「いいえ、全く知りません」

 「では、その辺に付いて、少し話をしようではないかな…」

 「出来れば短めに、お願いします」


 それを聞いた礼武は嬉しそうに笑みを浮かべながら話を始める。


 「うむ…この島に人々が生活を始めたのは、今からほんの三〇〇年程前の明天暦が始まった頃の事なのじゃ…。明天暦とは広世で、偉大な方が世を去った年から明天暦と呼ばれる暦が始まったのじゃ。それ以前の暦の呼び名を霜天暦(そうてんれき)と称する様になったのじゃ、これは広世共通で決められている事じゃ。暦の呼び名が変わった頃、島から北に位置する場所にある本土と呼ばれる大陸に、この島の盟主、我々が本国と呼んでいる、白陽国と呼ばれている王が治める国があるのじゃ。白陽国とは北東西を隣国に囲まれた小王国で…その国で今から三〇〇年前、白陽国の国内で民衆達による大きな内紛が勃発したのじゃ。全ての出来事は、その時代の王による国内への増税や政治的な圧力等が国民達に不満を募らせたのじゃ。その頃、国内の政治は大きく傾いていた時期でもあったのじゃ民衆達の不満の声を知った王は、王族に対して侮辱する者は徹底的に縛り上げる様に国に命令を下したのじゃ。それにより、国民と王族との対立が始まったのじゃ。しかし…王族と民達との対立は長くは続かなかったのじゃよ、武器を使い慣れている連中に、民衆達は成す術もなく内紛は短い期間で、すぐに終結を迎えたのじゃ。そんな中、民衆達で騒ぎを起こした人達の多くは、皆散って行く様になったのじゃ、その一部がこの島に流れて来たのじゃ。それまで、まだ誰も入った事のない未開の地に移り住んで来たのが、わしらの祖先なのじゃ。かつてこの地は無人島で、人々の噂では人間が住める場所では無いとさえ言われ続けていた程じゃ。その地に初めて足を踏み入れてから、もう…三〇〇年以上が過ぎたのじゃ」


 「へえ…そうなの…」

 新良は、感心したように返事をする。新良の態度を見た礼武は「こらっ!」と、大声で言う。


 「感心をするのはまだ早いぞ、わしらの祖先にとって移住の地を見付けたのは幸いじゃが、この地を訪れた時、皆誰もが島の景色に対して驚いたと言われている。それは無論のことじゃ、辺りを見渡しても平地は無く見えるのは巨大な木々が生い茂っていて…どう考えても、とても人が住めるような環境では無いのじゃ。それでもわしらの祖先はこの地を移住の地として選んだのじゃ。それはまさに目を瞑って手探りで道を進む様な物。最初は皆、木々の下に誰もが家を建てたのじゃ…。しかし地面には身の丈を超える獣の住処で夜毎に一人また一人と獣に襲われたのじゃ。その為、皆は樹の上に家を建てる事に決めたのじゃ。樹の上に家を建てるのは、まさに至難の業であった…どの様に建てても上手く家がすぐに壊れてしまったり…雨風に弱かったりと、いろいろと問題は尽きなかった。家を造る作業が一段落すると、次は道を作る作業や水が必要になってきた。皆、水の確保の為に樹の上り下りが必要になるからじゃ。道作りの作業は時間は掛った物の…何とか村の中心部付近に道が出来たのじゃ。水の確保は島の樹に答えがあったのじゃ。樹から出る樹液が意外な利用法に気付いたのじゃ。樹液が固形すると硝子状に変化する事を突き止めたのじゃ。それを利用して樹を使って水が流れるように形作ったのじゃ、水は島にある山からの天然水を利用したのじゃ。用水路は長い時間をかけて村全体に行き届く様、皆が工夫を重ねて来たのじゃ。今の村に形作られる様なるまでには長い道のりがあったのじゃよ…。そう言えば、あと数日で島の誕生祭じゃ。あれは、わしらの祖先がこの島に来た日を祝っての祭りなのじゃ、毎年中央樹の場所で行う祭典がそうじゃよ」


 話を聞いた新良は、辺りを見渡した。今までごく普通にしていた暮らしが、実は長い時間によって編み出された物だった事を少し実感した。礼武の話が一段落したのを見ると新良は、


 「あのう…」


 礼武に向かって話し掛ける。新良が話し掛けて来た事に気付いた礼武は…


 「どうしたのじゃ?」

 と、返事をする。


 「実は…」


 新良が何かを言い出そうと礼武に向かって話し掛け様とした時だった。


 「新良―!」


 少し離れた場所から、自分を呼ぶ声に気付く。この声は…と、新良が振り返ると木の道の向こう側から理亜の走って来る姿があった。理亜は礼武の家の近くまで来ると息を切らしながら新良を見て。


 「全く…ずっと待っていても戻って来ないから、心配して来たのよ」

 「ご免…」


 と、新良は立ち上がって、理亜に向かって謝る。

 礼武は理亜を見て…


 「おお…理亜か久しぶりじゃ。以前来た時より大きくなったのう…」

 「こんにちは、礼武爺様」


 理亜は一礼しながら、挨拶をする。


 「ところで以前って、何時頃の事ですか?つい最近もこちらに来た筈ですが…」

 「おお、そうか…それは、どうもすまない」


 礼武は笑いながら答える。

 理亜は挨拶をすると、すぐに新良の方を見て


 「早く戻りましょう」

 「分かったよう」


 新良は言い返す。


 「ごめんなさい礼武爺様、今日はこれで失礼します」


 理亜は新良の背を押しながら、その場を離れて行く。礼武は笑いながら手を振り


 「また、いつでも来いよ」


 と、言いながら二人と別れる。

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