鍼治療をしてみる(2) 2回目~6回目

 一回目打ってすぐには特に変化はなかったが、そのい5日、朝起きたら大音量で鳴っていた頭鳴りがしていないことに気がついた。

 そのあとすぐにまた音はしだしたが、これはいいことだ。


 二回目は背中に鍼を指す。

 まず真っすぐな姿勢を整える。

 背中を押しながら右と左に板を置いて、体が真っすぐになるところを探してからだいたい一回で7本ほどさす。

 そして温めてそのあと吸盤して終わり。


 二回目の後もすぐには変化はなかったが、その日から、夜は薬を飲まなくても音楽だけで寝れるようになった。

 そしてひどいときは夜中何度も起きては耳鳴りに悩まされていたが、一度寝てしまえば朝までは起きなくなった。


 三回目

 今日は体調のせいなのか、ちょっと針が痛かった。最後首にも刺すのだが、ずらしてもなんか痛い感じがしてその日はその鍼を指さなかった。なんだか一本損した気分である。


 四回目

 今日は針は痛くない。

 でも相変わらず家にいると音がする。

 この音がどうにもこれ以上小さくならない。

 あと三回目の後からまた薬を飲んでいる。(違う音が聞こえて違う病院に行った結果)


 五回目

 三回目からあまり変化がないという私の話で今日は吸い玉を2箇所にした。

 吸い玉は強い薬みたいなものだから2箇所が限度らしい(たぶん吸い玉する前に針をそこに三回打つからだろうか?)

 首が硬いのは背中からでそこは胃腸が弱ってると固くなる場所だから、一度薬をやめてみるのはといわれとりあえず今度行くまで薬をやめてみることに。


 六回目

 今日はいつもと違う、歯をかみ合わせた場所で背中の固い場所探りながら鍼をした。

 とりあえず鍼をやってもらった後は、少し肩や背中周りが軽くなった気はするが、結局耳鳴りは治らなかった。

 先生も1,2回は劇的に音が小さくなり改善したのは、首や肩回りの血行が良くなったからだろうと話していたが、それ以降変化がみられないのは、血行とは別の要因があるからだろうという結論だった。

 ここではこれが精一杯の施術なので、たぶん血行からくる問題でなければこのまま回数を続けていてもあまり意味がないということで、ここでの鍼治療はこれで終わることにした。

 それでも初めに比べれば音はだいぶ小さくなったので、またこの先音が前のように大きくなるようだったら月一ぐらいで歪みを整えたり血行を良くすれば今の状態は保てるから来てくださいとのことだった。


 今回人生初の鍼治療は少し残念な結果になってしまったが、耳鳴りは本当に不治の病ぐらいに、治せず苦労している人が世の中にはたくさんいるので、生活するには困らない程度には音が小さくなってくれたことはありがたいことである。

 まあそれが薬のおかげもあったり、気持ちからくるものであっても、今の状態まで回復したと思うことがたぶん一番なのだろう。

 とりあえず、あと一息鳴り止まないこの耳鳴りがいつか気がついたら治っていることがあるように、もう少し自分なりに色々試してみたいと思います。


 それではここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 初めての鍼治療の話はここで一旦終わりです。

 また違うところで何か効果があればまたその時の話を載せたいと思います。(^_^)/~ 


 


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