30点目 「店員の裏の顔、少しお見せします」【4/18(月)】
また今日も、雨模様のところが多いようですね。
まだ4月の半ばだというのに、ホントよく降りますね……。
週の始めから本降りの雨ってのはあらゆる人間のやる気を削いでいくものな気がします。
また今日から金曜までの長い道のりの始まりです。
そう言えば、華金の対義語って聞きませんね。
今日みたいな雨の月曜日の憂鬱さを表す言葉があってもいい気がしますが。
さて、とうとう今回で30点目!
いやー、ここまで続くとは正直思ってみませんでしたね(笑)
確か一昨日で連載開始から一か月とかだった気がします。ちゃんと計算してませんが、3月16日連載開始なのは間違いないです。
(ほぼ)毎日投稿を開始してからも、あと数日で一か月といったところですね。
ここまで続けることができましたのも、ひとえに日頃ご覧頂いている皆様のおかげでございます。日々伸びるPV数の励みに、何とかここまでやってくることができました。低俗なお話ばかりですが、なにとぞこれからも変わらぬご愛顧をお願いいたします。
ご挨拶はこれぐらいにしておきまして、記念すべき30点目のお話はズバリ我々の「裏の顔」について。
ここまでは少しいい面ばかり書いてきたような気もしなくないですからね。今日は思いっ切り裏側を暴露しましょう(笑)
こういう話を節目に持ってきてしまうのがタカハシという人間なのです。なにとぞご容赦ください(泣)
裏の顔なんて暴露しだしたら無限に出てくるので、今日はほんの表層だけ。
我々の待遇について、少しだけお話したいと思います。
コンビニ店員、それも深夜のコンビニ店員となると、ほとんどの方が「キツイ」、「大変そう」みたいな印象を持たれているのではないでしょうか。
まぁ実際働いている身からしましても、その印象はあながち間違いではないのかな、と思いますね。世間で言われれているほど、世紀末な職場ではない気がいたしますが。
ただ、私もサキちゃんと組まなかったら、こんなに長くコンビニ店員やってなかったと思います。他にもうちょっと待遇のいいバイト探して、コンビニ店員辞めてたんじゃないかな(笑)
コンビニ店員というお仕事の何が一番問題か?
それは、昇給制度が存在しないこと!
休日や年末年始などに時給が上がる、なんてことも一切ありません。
正確には、「私の働く店舗には」ですかね。
チェーン全体の制度上としては存在しているようです。
恐ろしいことに、役職持ちになっても新人と同じ時給なのです。
ありていに申し上げれば、いくら仕事ができようが、何年働こうが、ずっと最低賃金で働き続けることになる、ということです。
例えば、前に紹介したシフトリーダーの笠原さんも、役職なしの新人と同じ時給でお仕事されてました。副店長の市ノ瀬さんは社員扱いだったので月給制でしたが、時給換算だと我々バイトとそう大差ない額だと仰ってましたね。
役職持ちになるということは、当然それだけ信頼されて任せて頂けるお仕事が増えるということです。大変ありがたいことではあるのですが、その分抱えるお仕事は役職なしのバイトよりも増えます。けれども、お給金は据え置き。
この待遇に不満を持たれて、お仕事のできる方はそうそうに辞めていかれるケースが多いですね。それも何となく理解できる気がいたします。コンビニ店員が入れ替わりが激しい職種と言われるゆえんは、この辺りにあるのではないでしょうかね。
お仕事を任せられている。働かせて頂いている。
バイトといえども、雇われて働く者の端くれとして、その気持ちを忘れることだけはあってはならないことだと思います。
しかしながら、いざ何年か経って自分が仕事ができるようになって、年下の仕事ができない新人と同じお給金だったとしたら……。
人として、何かしら思うところがあるのは必定だと思います。
少なくとも、若輩者の私なら思いますね…。
暗い終わり方になってしまいましたが、今日はこのぐらいにしておきましょうか。
皆様が訪れるコンビニにも、もしかしたらこういう後ろ暗い一面があるかもしれませんよ(笑)
きっと、このぐらいの待遇なんてそう珍しい話でもないのだと思います。決して同情をひきたいといった意図で書いたお話ではないこと、ご承知おきください。
あくまでも、コンビニ店員の裏側をありのままお伝えしようという意図で書いたお話でございます。悪い面もありますが、コンビニ店員ならではの役得もありますしね。
その内に、コンビニ店員の役得なんかについてもお話させて頂く予定です。
それでは、またのご来店をお待ちしております。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます