28点目 「我々の弱点」          【4/16(土)】

 ここ数日、よく雨が降りましたね。

 雨が降ったせいか、ここ数日朝晩の気温がグッと下がったようにも感じます。

 さて今日は、そんな雨にちなんだお話。

 今日は少し短めにする予定ですが、最後までおつき合い頂ければ幸いです。

 実は私とサキちゃん、雨がこの世で一番の天敵って言っても過言ではないんですよね。その理由は、天気が悪いと偏頭痛に襲われるから。

 いや、ちょっと雨が降ったり気圧が下がったりするだけでもう大騒ぎですよ。

 梅雨時や夏場の台風シーズンなんかだともう毎日が大変です。

 私は気合と根性で乗り切ってしまえる程度で終わることがほとんどなのですが、サキちゃんの方はかなりの重症。薬が効かず、ひどい時にはお仕事を休まざるを得ない時も。当日になって、急遽私とお仕事する相方がサキちゃんから変わる、なんてこともあります。

 でも大抵は二人とも気合と根性で乗り切ってしまうことが多いですね(笑)

 もう偏頭痛は日常茶飯事なので、少々の痛みでは薬は飲みません。薬を飲むのはあくまでも最終手段。

 当然お客様の前では何があっても平常運転ですが、一歩裏に入れば二人そろって「頭痛いー」とか「もう気持ち悪いー」とかを連呼しまくってます。連呼っていうより絶叫って言った方が正しいかもしれません(笑)

 こういう時っていつも以上に視覚が敏感になっていて、極度に明るいものを見ると目がチカチカするんですよね。なのでいつも煌々と照明が灯っているコンビニは本来一番避けるべき場所なんですが、お仕事している時はそうはいきません。

 二人して「目がチカチカするー!」って言いながら、何とか乗り切ってます。この日はなるべく蛍光灯とかを直視しないようにしてますね。

 正直こういう時は、甲高い声ですとか高音も頭に響くのでものすごく苦手なのですが、店員をしておりますと避けようがない場合もございますので、こちらも修行僧にでもなった気持ちで、ひたすら無心になって耐えてます(笑)

 レジ中にはお客様からは見えない位置に店員用の給水スペースがあるのですが、こういう日は二人ともそこにペットボトルと一緒に薬箱を置いてます。もうここまで偏頭痛が日常化してきますと、いつどんな時であっても薬箱を持ち歩くようになるんですよね。

 何があってもお客様には悟られぬようにしていますが、いつも裏ではこんな感じで雨の日を乗り切ってるんです。

 前にお話しましたように、雨の日のお仕事にはそれなりに楽しいこともありますので、それをモチベーションにサキちゃんとお互いに励まし合いながら乗り切ってますね。サキちゃんが相方でなければ、雨の日は絶対にお仕事したくないですね。多分、サキちゃんも同じこと言うんじゃないかな?

 頭痛い時ってちょっとイライラしがちですから、正直慣れない新人さんとかとだけは組みたくないですね。

 そういう時は、最低限の指示だけ相方に出して、後は黙々と一人で作業していますね(笑)

 やっと晴れたかと思ったら、また明日も少し降るみたいで、今から憂鬱ですね。せっかくの週末を頭痛に悩まされながら過ごすのは勘弁してほしいんですけど……。

 今日もこれぐらいにしておきましょうかね。

 ほとんど個人の健康問題の話でンビニ店員関係ないじゃん!、ってご覧の皆様からツッコまれそうですが…。

 それでは、またのご来店をお待ちしております。

 週末も残り半分になりましたが、よい日曜日を!

 

 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る