【一時休止中】『腐男子と腐女子がコンビニ店員になるとこんな感じ』

駿介

プロローグ

 いらっしゃいませ。

 ご来店ありがとうございます(笑)

 皆さん、コンビニにはよく行かれますか?

 コンビニに行っても、品物とか会計の画面ばかり見ていませんか?

 家の近くのコンビニ店員の顔って、覚えてます?

 コンビニの店員のことって、あんまりまじまじとは見ないですよね。この店員いつ来てもいるなぁー、とか、コイツの接客最悪だなぁー、とか、精々そんなところじゃないでしょうか。

 店員は皆同じ制服着てるし、最低限の言葉しか掛けてこないですしね。

 あ、イケメンとか美女の店員ならそんなこともないんですかね?

 はぁー、世の中ってつくづく不公平に出来てんなぁ。

 でもちょっと分かる気がしちゃうんだよなぁ……。

 おっと、ご挨拶が遅れました。

 私はとある店舗でコンビニ店員をしている「タカハシ」という者です。このお話は、コンビニ店員をしている私と、相方の「サキちゃん」とのコンビニでの日常のあれこれを書いたお話です。

 私たち二人の共通点は、何と言ってもBLをこよなく愛する「腐」の人間であること!

 そんな頭の先まで沼に浸かっている私たちが、普段どんなことを考えながらお仕事をしているのか。早速次のお話から、書いていくことにいたしましょうか。

 あ、そうそう。

 これをご覧になっている皆さんにお願いです。

 本文中に登場する文言には、実在のコンビニチェーンを連想させるような物も登場するかと思います。ですが、これはあくまで某一店員の戯言! ですので、現実世界での執拗な詮索などはお控え頂けますと幸いです。

 曲がりなりにもちゃんと分別を持ってお仕事しておりますので、バイトテロみたいなことだけはどうかご勘弁を……。

 あ、ついでにもう一つ。

 次コンビニに行った時は、出来ましたらいつもよりちょっとだけ店員に優しくしてあげて下さい。店員からのささやかなお願いです(笑)

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