第46話 ここまでのあらすじ

あらすじ


高校までぼっちな学園生活を送っていた黒戸 白、ある日の帰りにショッピングモールで起こった事件をきっかけに、仲違いしていた幼馴染、白間 美希に親友の沢村 礼子が屑の久須 竜也に襲われている事を聞かされ助けに向かう。


非暴力な白は久須にボコボコにされ、刃物で何十箇所も刺され大怪我を負うが、そこに警察が動き久須は逮捕、結果的に白は礼子を助ける事になる。


その行為に礼子は白に恋心を抱き、また美希もその事件をきっかけに白と本当の自分の気持ちで接しられる様になる。


だが事件はそれで終わってはいなかった、小学生の頃から白を虐めてきた元凶、骨川 糞夫が入院明けの白を襲撃したのだ、白を助けようとそれに立ち向かう美希だったが、容赦のない糞夫は美希を殴り顔を踏みつける行為を行い、それを助けようとした礼子もまた同じ目に合い、糞夫を止められる奴はいないと思われた時、糞夫の非道ぶりに自分のせいで周りが傷つく事への悲しさから、怒りを覚えた白は糞夫と糞夫を取り巻く連中を血祭りにあげが、その現場の教室に女性刑事が入ってきて白は逮捕されてしまった。


一方、白の妹で黒戸 紅は小学生の頃に、緑山 雫の幼馴染と二人で、白を愛する会『白愛会』を結成し、中学生三年生の頃には世界的な秘密結社へと成長させて裏で白を見守り続けていた。


しかし久須の事件をきっかけに白愛会にちょっとした内部亀裂が生じ、白を愛する者が集まった『白愛会』からしたらこれらの白に対する行為は絶対に許せない行為、一部の白愛会のメンバーは白の報復として骨川財閥に殴りこむ事となった……






登場人物


黒戸くろと しろ……本編の主人公、東桜台高校の一年生。男子には嫌われているが、人に優しく、関わった女性が皆惹かれ、恋をする。根暗でオタクな少年。非暴力を信条にしていたが……


姫野ひめの さき……東桜台高校の一年生。学年一の美少女、本編のメインヒロインのはずだったが、あまり出番がない。


沢村さわむら 礼子れいこ……東桜台高校の一年生。金髪のショートカット、キツメ目のモデルの様なスタイルをした美女。小中と荒れていた時期があったが、高校で変わった。見た目は怖くクールな感じだが、とても優しく、姉御肌な性格で、白に助けられた事で恋に落ちる。


白間しろま美希みき……東桜台高校の一年生。白とは生まれた時からの幼馴染、とても人懐こく、明るい性格で、八方美人な所がある、子供の頃から白が大好きだったが、ある日に自分のせいで白と仲違いしてしまう。読者にめちゃ嫌われている。


黒戸くろとくれない……桜野中学校三年生で生徒会長であり、番長と裏番長を務め、白愛会の会長を務める才色兼備な黒戸 白の実の妹。兄の白に凄く冷たい態度を取っていた時期があったが、白の心からの優しさに触れ、次第に兄を愛する様になる。白と一緒に学んだ合気道をきっかけに独学で修行をし、世界格闘技大会で優勝も果たす。

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