爽やかで甘い

はじめは二人の間に漂う、穏やかでゆったりとした空気が少しだけ寂しさを感じました。おそらく今はもう、私が得ることのない学生特有の青い春を感じたせいもあります。

そこから主人公の言葉に切なさを覚えたけれど、彼らの会話は甘くなっていきます、それもただの甘さではなく爽やかな、レモンティーのようです。

主人公のはっきりとした言葉に、彼女の態度、そしてエンディングまですっきりとしていて、素晴らしい描写のおかげもあり夏とレモンティーが恋しくなりました。





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