地上 その二の七

 春にまいた種の収穫が一斉に行われる晩秋の晴れた日の、浮き立つような活気がアストロラウンジに広がりつつあった。


 情報収集、観測、解析、軌道計算の各スペシャリストたちの間で、様々なデータと仮説が飛び交い、議論が生まれ、その成果としての新しい見識が蓄積されていく様は、旧知のメンバー同士による息の合った連係プレイそのものであった。だが彼らは、三時間前に顔を合わせたばかりなのだ。元々、秩序や協力などという言葉とは無縁の世界の住人たちを突き動かす何かが、アストロラウンジに生まれていた。


 最初にショウジョウが新たな追加情報を獲ってきた。またも某国軍事情報サーバに潜り込み、実験結果として記録されている光学映像と目標物分裂後二百四十時間分の追跡調査データを、わずか二十分で見つけだしたのだ。このデータに、観測および解析班が砂糖に群がるアリのごとく取りついた。データは瞬く間に切り刻まれ、咀嚼され、こねられて、新たな事実が次々と発掘されていった。


 こうして追跡調査データを解析した結果、以下のことが判明した。


 彗星〈C/2021 D1〉は何らかの方法――具体的な手段はショウジョウにも入手できなかった――により五つの破片に分裂、その中の二つはこれまでの軌道を大きく離れ、二度と太陽系に回帰しないコースに乗った。残りの三つは最初仲良く寄り添いながら元の軌道とほぼ同じコースを進んだが、やがて時間とともに互いの距離を少しずつ広げ、太陽に向かうことになった。


 次に、この結果が軌道計算屋に渡されると、ようやく出番を得たアストロラウンジの常連たちにより、流星との関連性検証が開始された。分裂した彗星そのものの軌道要素ではなく、太陽に接近した際に放出されるダストと呼ばれる微細な粒子(これが地球大気に飛び込み流星となる)の挙動を、放出粒子のサイズ毎に計算するのだ。信頼性確保のために、太陽に向かった三つの破片それぞれに対し最低二人が取り組み、各自が求めた計算結果が一致すれば良しとする、という方法がロビンソンにより提案された。


「アストロラウンジの諸君、今回に限り、チームプレイに徹してくれ」


 普段なら先陣争いが勃発し、誰かの――特にロビンソンの――指示に従って分業を行うなどあり得ない顔ぶれなのだが、ラウンジの空気に感化されたのか、誰もが素直に従った。さらにロビンソンはサトルに、〈もちづき〉の軌道ずれ計算に集中せよと、作業メンバーから除外した。本来ならサトルが中心となるはずの作業からである。サトルはこの指示を当然だとして受け入れた。チームプレイに徹することが最大限の効果を発揮することを目の当たりにしたからだ。それはこの場にいる全員の共通認識となっていた。なにせロビンソンとペアを組むことになったルナでさえ、不平一つ漏らさなかったのである。


 そして、各チームの成果をまとめた最終的な結論が出た。


 結論その一

 ※軍事実験目標となり、五つに分裂した彗星〈C/2021 D1〉の破片をそれぞれ、質量の小さな順にアストロ1~5とする。

〈アストロ1〉一月十日に大出現した流星の母天体と考えられる。

〈アストロ2〉太陽系外へ向かう。

〈アストロ3〉太陽へ突入したと考えられる。

〈アストロ4〉太陽系外へ向かう。

〈アストロ5〉アストロ1と近似の軌道要素を持つ。この破片から放出されたダストが、一月十二日(誤差プラスマイナス〇・五日)に、再度流星雨をもたらす可能性あり。


 結論その二

 ※宇宙ステーション〈もちづき〉の軌道ずれについて。

〈原因〉不明。正常な軌道からの逸脱量は大きく、アストロ1を母天体とする流星との衝突だけでは説明できない。

〈影響〉現状に変化がない場合、七十時間後(誤差プラスマイナス四時間)に大気圏突入。


「どちらも速やかに公表すべき内容だと思いますが、みなさんの意見はいかがでしょう」

 プレゼンステージからのサトルの問いかけが、ラウンジの中で二重、三重に反響した。パスカルの演出なのか、コミュニティ管理システムの不具合なのか……原因はともかく、残響は静寂を生み、聞く者一人一人に熟考の時間を与えてくれた。

 やがて解析チームの一人が口火を切った。


「公表は当然として、その方法はよく考えなければいけないだろうな」

「同意。いずれも重大な結果を招く内容だ。途中で内容が改ざんされないよう、我々自身が直接公表すべきではないかね」

「まてまて、二つの結論を同じ観点で判断してはだめだ」

「なぜだ」

「初めに誰かが言っていたが、日本宇宙機構が〈もちづき〉の軌道ずれを見落とすなどあり得ない。なのにまだ公表がないということは、意図的な軌道変更という可能性も考えられる。仮にトラブルだとしても、対応の目処が立ってからの公表、と考えているのだと思う」

「ならば、我々からの公表は見合わせるかね」

「まずは日本宇宙機構に問い合わせてみよう。〈もちづき〉の軌道ずれに関する観測データを添えて問い合わせをすれば、返答せざるを得まい」

「なるほど、ではこの後すぐにでも問い合わせを行うということでいいかな」

「いいでしょう」

「異議なし」

「では次。十二日の流星雨出現予測はどうする?」

「流星雨そのものはおそらく地上に影響を与えるものではない。だが前回同様、宇宙ステーションや人工衛星などに被害が出る可能性は十分ある」

「だとすれば、最低でも各国の宇宙機構には知らせなければいけないね」

「流星雨の出現が予測されるのであれば、天文学の関係者、いや、全世界の人々に知らせるべきだよ」

「じゃあ、マスメディアを巻き込んで大々的に発表するか。きっと大騒ぎになるぞ」

「だが、こちらは多くの仮定を含んだ予測にすぎない。外れた場合のリスクは考えなくていいのか」

「予測なんだから別に構わないさ。自然現象の予測は外れるもんだと相場は決まってる」

「ずいぶん自虐的な見解だなあ」

「まあそんなもんだ」

「では、こちらは我々自身の手で記者発表、ということでいいかな」

「賛成」

「異議なし」


 これで協議は順調に収束へ向かうかと思われた。が――


「ちょっとまて」


 プレゼンステージ上のサトルの隣に、赤いバンダナを頭に巻いた髭面の大男が現れた。ロビンソンである。


「よく考えろ。この結論を得たそもそもの情報ソースは何だ? 記者発表の場で、予測の根拠を聞かれたらなんと答える?」


 人々の笑顔を赤々と照らすキャンプファイヤーの炎にざぶりと水がかけられたかのように、ラウンジの盛り上がりは一気に冷めた。良くも悪くも見事な火消しのタイミングだった。


「そういうことだ。残念だが、不特定多数への公表はリスクが大きすぎる」

 ロビンソンはいつもの、胸の前で大きく腕を組んだポーズで周囲をぐるりと見渡してみせた。

「なるほど、あなたの言う通りね」

 ルナだった。

「でも、そうと気づいていたなら、もっと早くに提言すべきだったんじゃないの? おかげでこれまでのいい雰囲気が全て台無し。発言の内容は正しくても、タイミングは最低ね」

 つい先ほどまで軌道計算のコンビを組んでいたパートナーからの、きつい指摘だった。だがロビンソンはちらりとルナの席あたりに視線を投げただけで、何も言わなかった。


「ロビンソンさん、あなたの懸念はまことに正しい。我々は得られた結果ばかりに気をとられ、視野狭窄に陥っていたことを認めなければならない」

 観測チームの一人が、静かに語り始めた。

「その上で、なおかつ、我々の得た結論を一般社会に向けて公表すべきだと、私は考えるのです。もちろん、記者発表などという派手な手段は避けなければいけませんがね。だから、そうだなあ、姑息な方法ではありますが、匿名であちこちの掲示板に流星雨の出現予測を書き込んで、噂という形でもいいから世間に知らしめるというのはどうでしょう。これは一人の天文マニアとして、あの流星雨の再来があるなら最大限の観測態勢を整えて迎えたい、他の仲間にも心の準備をさせてやりたいという、ただそれだけの理由による提案なのですが。これもやはり駄目でしょうか」

「あんたの気持ちはわからんでもない。俺も天文マニアの端くれだからな。だが一つ言っておく。ネット上に完全な匿名性があるなどというのは幻想だ。もし某国の軍部が、その書き込みの根拠として軍事機密データ漏洩の匂いを嗅ぎつけ、本気で調べにかかったら、一発で身元が判明するぞ。それはショウジョウが一番よく知っているはずだ。向こうさんの能力は、短時間のうちにネット上の二〇二二年版彗星カタログが全て削除されていたことからもわかるだろうよ」


「ロビンソンさんのおっしゃるとおりです。向こうのサーバへ侵入した痕跡は完全に消去していますが、疑わしい行動は極力避けるべきです。相手は国家であり、軍なのです」


 ショウジョウの発言がラウンジに反響する。

 その後は、もう誰も声を上げようとはしなかった。


「では俺が仕切らせてもらう。我々が得た結論は二つとも、日本宇宙機構にのみ伝えることにする。その役目はサトルが適任だ」

「えっ、僕が?」

 サトルはすぐ隣に立つロビンソンの顔を見上げた。

「そうだ。お前は日本宇宙機構の富永と面識があるだろう」

 ラウンジ内にどよめきが走る。ロビンソンは構わず続ける。

「二年前、〈もちづき〉の放熱板故障のとき、廃棄する部材を切り離すタイミングのことでアドバイスしただろうが」

「知っていたのですか」

「軌道計算屋の間では有名なエピソードだ。まだ十五なのにすごいやつがいるって、大騒ぎになったんだ」

「でも、あの時は匿名で……」

「今の話を聞いてただろう。匿名なんて意味無いんだ。特に相手が富永ではな。サトルの名前は間違いなく富永に把握されているだろう。こうして俺が知っているのが何よりの証拠だ。お前は軌道計算にかけては一流だが、ネット知識はまるで駄目だからな。まあ、そういうわけで、サトルという名前は富永に効くんだよ。お前の口から今回の結論を伝えてやれば、間違いなく日本宇宙機構は動く」

「……わかりました。やります」


 ――ミウラさんが入室しました。


 サトルの肩がびくりと跳ねた。ロビンソンがちっと舌を鳴らす。ラウンジの中でミウラの名前に反応したのは二人だけだった。他の参加者は今更ながらの入室者にはあまり興味はないようで、名前に対する特段の反応はなかった。一方で、ミウラの特色あるアバターはいやでも人目を引き、円卓に向かうミウラの姿を全員の視線が追った。


 サトルはロビンソン向けのプライベート回線を素早く開いて、目配せのような会話を交わした。

〈ロビンソンさんに聞こうと思ってすっかり忘れていました。ミウラさんって何者ですか〉

〈以前、古い人工衛星のことで何度かやりとりしたことはあるんだが、何者かっていうのは実はよくわからんのだ〉

〈でも、ロビンソンさんが招待したのでしょう。それに正式な入室手続きをせず、ロビンソンさんの実写データに紛れて入り込んだって……〉

〈まあな。でも、あれは本体じゃない。観るためだけの存在らしい〉

〈意味がわかりません〉

〈またあとで説明してやる。俺の知ってることも大したことはないがな。とにかくネットに関する技術全般と宇宙ステーションのことにはやたらと詳しいんだ。一九七〇年代に打ち上げられたスカイラブとかミールのことまでよく知ってる。だから誘った。ただ、こんなふうに本体が堂々と人前に出てくるのは珍しい。――それにしても、今さら何しに来たんだ?〉


 ラウンジの参加者全員が見守る中、黒い厚みのない切り絵のようなアバターが、ふわりと空いている席に着いた。右手を前に伸ばし、モニター画面を軽く撫でるような仕草をする。

「みなさん初めまして、ミウラといいます。今、これまでのやりとりを全て確認させていただきました」

 唐突にミウラが語り出した。先ほどサトルとやりとりした時よりも言葉遣いが丁寧になっている。

「短時間に、これだけの成果を得られたのはまことに素晴らしい。特に解析結果に関しては、今から私がお手伝いできることはありません。ですが、先ほどの発言にもありましたように、この成果を公表できないというのはあまりに惜しいことです。なのでこの部分に関しては、是非お手伝いさせていただきたい」


「お話の途中にすいません、ミウラさん、あなたの専門分野は何でしょう」

 ショウジョウの発言はラウンジ全員の代表質問といえた。ロビンソンなら「ところでおまえさんは何者なんだ」と聞くところである。


「そうですね、ネットに関する技術全般と宇宙ステーションについて詳しいと思ってください。ショウジョウさんの専門分野と少し重なりますが、手法は全く異なります。それにしても、今回のショウジョウさんの情報収集はお見事でした。相手方のサーバーに、侵入ログが一切残されていない。ダミーの作り方が独創的で、埋め込む手際も鮮やかです」

「ダミー……。あなたには、そんなことまでわかるのですか」

「わかります」

「信じられない」

「さて、話を戻します」

 ショウジョウが軽くあしらわれていることに、他の参加者たちは衝撃を受けた。トップの実力者がいきなり降参したのだ。一気に戦意喪失である。入室からわずか数分で、ミウラはラウンジの空気を制圧してしまった。


「匿名で、あちこちの掲示板に、ここで得られた結論を書き込むというアイデアを採用しましょう。流星出現の可能性について、私自身は判断できる知見を持ちませんが、ここにおられる方々の出した結論ですから決して低いものではないはずです。公表する価値は大きいと思います」

「公表によるリスクはどうするつもりだ。さっき俺がさんざん説明したはずだが」

 ロビンソンはミウラに対しても物怖じすることはなかった。ラウンジには一瞬だけ、ロビンソンを見直す空気が生まれた。

「完全な匿名性が確保されればリスクは無くなります」

「そんなことが可能ならばな」

「私なら可能です」

「ほう」

「任せていただけますか」

「あんたを信用するだけの根拠がないな」

「試しますか」

「どうやる?」

「今から、このラウンジの掲示板に匿名で書き込みをしましょう」

「なるほど」

「では、さっそく」

 そしていきなりプレゼンステージ脇のフリー掲示板に書き込みが行われた。



  〈もちづき〉の高度低下に関する調査報告(第四報)


 ※概要

 〈もちづき〉の高度低下の原因は搭乗員の事故復旧作業中における人為的ミスであることが判明した。


 ※原因

 各装置の操作ログ、および障害ログを解析した結果、太陽電池パネルのコントロール回復のために行ったマニピュレーターの誤操作により、メインエンジンへの燃料供給パイプに亀裂が入ったと推定される。この亀裂から〈もちづき〉の進行方向に対して上方二十度の角度で加圧燃料の微量かつ持続的な噴出が発生し、ブレーキ効果を生んだため、著しい速度の低下が発生した。

(詳細は別添資料を参照のこと)


 ※現在の状況

 このため、現在メインエンジンは動作不能状態。復旧には船外活動を含む十一時間の作業と燃料補給が必要。


 ※結論

 以上の状況により、大気圏突入前の高度回復は不可能。

                          以上



「なんだこれは」

 ロビンソンの言葉遣いはぶっきらぼうなままだったが、明らかに少しの困惑が混じり込んでいた。

「匿名性検証のための書き込みですよ」

「内容だ。これはあんたの推測か」

「日本宇宙機構の事故対策チームによる調査報告の最新版です」

「本物なのか」

「書かれていることの真偽についてはわかりませんね。報告書としては十分ほど前に作成されたばかりの本物です」

「うーん」

 さすがのロビンソンも言葉が続かない。日本宇宙機構自身による内部調査であるならば、報告内容はいい加減なものであろうはずもない。

 ならば〈もちづき〉は落ちる。

 サトルの計算結果によれば、それは約七十時間後に迫っている。

「で、日本宇宙機構ではどんな対策が検討されているんだ」

「わかりません。対応に関する報告書はまだ作成されていないのでね。それはそうと、匿名性はチェックしていただけましたか」

 ロビンソンの胸が大きく膨らんだ。「それどころではないだろう」という怒号を押し出すための空気を吸い込んだのだ。


「完璧です。どうやっても辿れません。いったいどんなテクニックで書き込まれているのか。まるで掲示板自身が書き込みを行ったみたいだ」


 ショウジョウが感嘆の声を上げた。ミウラの書き込み直後から匿名性のチェックを行っていたのだ。ロビンソンはすんでのところで言葉を飲み込んだ。


「ショウジョウさん、その推測は概ね正しい。あなたは本質を見抜く素質があるようだ。さて、他に問題点、もしくは質問はありませんか」

 ミウラの問いかけに反応はない。ロビンソンも毒気を抜かれてしまったかのように黙り込んでいる。


「では、これからネット上の主要な掲示板すべてに匿名で流星雨の出現予測を書き込んできます。日本宇宙機構への通報は打ち合わせ通りサトルさんが行ってください。そうそう、富永センター長には駆け引き無しに、事実のみ伝えることをお勧めします。彼に策を弄してもまず通用しませんから、そのつもりで」

 言い終わるやいなや、黒い人型アバターは無数の黒点に姿を変えて四方八方へ弾け飛び、そのままラウンジのバーチャル空間に溶け込むようにして消滅した。


 ――ミウラさんが退室しました。


 来たときと同様、唐突にミウラは去った。


「さて、これからいろいろ騒がしくなりそうね」

 静まりかえったラウンジに、ルナの声が響く。

「どうしたのみんな。なにしゅんとなっちゃってるのよ。〈もちづき〉のことがショックなの? それともミウラっていうへんてこなアバターの人にあてられちゃったの? 情けないわね。ほらほらしっかりして。サトルさん、あなたは大急ぎでやることあるでしょう。他の人もサトルさんのフォローをするつもりで待機するのよ。

 おい! こらロビンソン。あんたさっき、俺が仕切らせてもらうなんて、えらそうなこと言ってたじゃないの。そんなとこでぼーっと突っ立てないで、仕切りなさい。これじゃあ私一人が脳天気なオネエチャンみたいじゃないの」

「サトルさん、今から日本宇宙機構に連絡回線を繋ぎます。準備はいいですか」

「さすがパスカル、あんたはえらいね。どうしたのサトルさん。返事なさいな」

「あ、ああ、ごめん。うん、OKだよ。パスカル頼む」


 しばらくの間フリーズ状態となっていたアストロラウンジは、ルナの叱咤でなんとか動きを再開した。

 サトルの開会スピーチから、四時間が経過していた。

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