あとがき





 まず最初に、最終話が尋常じゃなく長くなってしまいすいませんでした。

 投稿間隔も我ながらバグってますね。

 毎日文字に触れてはいたんですけどね。


 少しずつ書いていたせいか、どうにも話を端折ってしまう癖が再発して、所々わかりにくい場所もあったかと思います。


 そんな感じなのに最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。


 本作は別作品『魔導の果てにて、君を待つ』の登場人物でもあるサイについて、作品内に入れるタイミングを失っていて、それならということで別作品として書き始めました。


 もしかしたら本編が完結したら統合するかもしれません。でもしないかもしれません。


 予定は未定ですが、流れやバランスを見て考えていきたいと思います。


 最初は5万文字程度で完結する予定で書き始めていたせいか、軌道修正をするのにえらく時間を使いました。時間を掛けすぎたせいで、言い回しも作品内で類似するものが多くあるかもしれません。


 そこら辺は気づいた時にでも、余裕が出来たら微調整していきたいと思います。


 ちなみに、本作には虎の尾を踏んでしまった的な比喩表現が何度か登場していますが、この世界に虎が存在するの? と問われれば、実物に触れている人は少ないけれども、読み聞かせの本で広く認識されているモノである、という所だけ伝えておきます。


 まあ、世界観的にはドラゴンの尾で代用してもいいんですが、飲み込むまでに二重でクエスチョンが発生するような表現だとスピード感が失われるので、今回はこのような形をとっています。


 狼とか熊も普通にいますしね。

 生態系の不思議。


 作品の内容に少しだけ触れると、本作は主にサイの視点から描かれています。

 しかし、それぞれの捉え方の違いにより、節々に齟齬そごが生じるという実に不気味な仕様となっております。


 この違和感も楽しんで頂けたら幸いです。


 あらゆるものをぶち込んで凝縮してなんとも呑み込みづらい作品にはなりましたが、本作の為にお時間を頂戴して感謝しかありません。


 重ねてお礼申し上げます。

 ありがとうございました。


 それでは、あまり長居するのも無粋ということで、次なる幻想世界でまた会いましょう。




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導師サイの受難 大秋 @hatiko-817

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