2.後節
━─━─ № 2-165 (484) ─━─━
〖いま〗〖こんにち〗(名詞)
【
⦅
組成は〔
【
⦅
[
【
⦅
━─━─ № 2-167 (486) ─━─━
〖もともと〗(副詞的名詞)
【
〈元の状態〉〈最初から〉の意。
【
〈現状はどうあれ本来〉の意。
━─━─ № 2-169 (488) ─━─━
〖たる〗(ラ五段動助詞)
【
〈不足ない〉〈申し分ない〉の意。
【
〈
解釈上の結果が似通うため、こちらの意味で[
こんな情けない
━─━─ № 2-171 (490) ─━─━
〖しばらく〗(サ変名容詞)
【
〈少しだけ〉の意。
【
〈とりあえずの少しの時間〉の意。
使用
【
〈少しの期間〉の意。
【
〈少し待ってほしい〉の意。
〔臾〕は〈
☞ 組成は〔
━─━─ № 2-173 (492) ─━─━
〖ひいては〗(副詞)
【
〈事柄の範囲がさらに広がって〉の意。
【
字義不相応のため[
━─━─ № 2-175 (494) ─━─━
〖じちゅう〗(名詞)
【
〈事柄の起きている最中〉の意。
〝そんな語は元来無い〟との説明がよくみられるが、まったく字義の通りにふつうに遣われている語のためふつうに遣ってよい、とここに提言する。
むしろ元来無かったら何か困るのだろうか……。
━─━─ № 2-177 (496) ─━─━
〖やから〗(名詞)
【
〈素行や
【
〈
転じて〈⦅単に⦆一味〉の意。
【
字義不相応のため遣うことを
単に〔輩〕では〈車が横並びになっているさま〉転じて〈部類〉の意となる。
この字には[
☞ 組成は〔
「
〔野〕は〝里になり
━─━─ № 2-179 (498) ─━─━
〖ひきいる〗(ヤ上一動詞)
【
〈従えつつ行く〉〈ひき連れつつ行く〉の意。
【
〈軍隊を
━─━─ № 2-181 (500) ─━─━
〖おぼえる〗(ワア下一段動詞)
【
〈記憶する〉〈思い出す〉〈
【
〈悟る〉〈理解する〉〈会得する〉〈習得する〉の意。
なお、〝違和感を感じる〟を
まず〔覚〕に〈感〉の意は無いため、この場合に[
くわえて「感じる」は〈検知される〉とほぼ同義である一方、「
一体いつから、この国の言語では〝写真立てを立てる〟が
そして、何が悲しくて校正エンジンを校正せねばならんのだ。
誤用警察、お前らクビだ。
☞ 組成は〔
━─━─ № 2-183 (502) ─━─━
〖おこび〗〖おきび〗(名詞)
【
〈
なお「
【
〈炭などか炎を立てずに赤熱している火〉の意。
転じて〈とても暖かい火〉の意。
[
こちらの意味で[
固形燃料の火加減をしやすくする手段として応用され、その温度は送る空気の量で上下するもので、精製石炭の
なお色温度は低ければオレンジ色、高ければ青色に傾くとされるが、炎色は温度のほか接触する物質の種類などにも左右されるため、単純に色だけを見て温度を判断することはできない。
たとえば都市ガス炎は青色だが実温は約千七百℃と、靑色光色温度の約一万℃にくらべて著しく低い。
ほか金属の炎色反応を応用した「花火」は赤や緑など、色温度の
【
[
━─━─ № 2-185 (504) ─━─━
〖そく〗(カ五段動詞)
【
〈離れる〉〈遠ざかる〉〈逃れる〉の意。
「
━─━─ № 2-187 (506) ─━─━
〖しりぞく〗(カ五段動詞)
【
〈後退する〉の意。
転じて〈引退する〉〈敗退する〉〈逃走する〉〈また髪の話をしてる〉の意。
【
同義のため[
━─━─ № 2-189 (508) ─━─━
〖
【
〈結びつき
【
語義不相応のため[
この表記では〈伝言を結成する(⁉)〉のような意となる。
〔託〕は〈言葉をあずける〉〈伝言をたのむ〉の意。
━─━─ № 2-191 (510) ─━─━
〖ゆめゆめ〗(副詞)
【
〈よく
転じて〈決して〉〈断じて〉〈少しも〉〈まったく〉の意。
〔
━─━─ № 2-193 (512) ─━─━
〖かじ〗(名詞)
【
〈何か
「
━─━─ № 2-195 (514) ─━─━
〖はっきり〗(サ変名容詞)
【
〈
━─━─ № 2-197 (516) ─━─━
〖いちいち〗(副詞的名詞)
【
〈ひとつひとつ〉〈各個各自〉の意。
【
〈⦅わざわざ⦆毎度〉の意。
【
〈皆どれも〉の意。
☞ 〔
━─━─ № 2-199 (518) ─━─━
〖むしろ〗(踏むし)
【
〈それこそ〉の意。
転じて〈
組成は〔
〔實〕は「実」の旧字であり、ここでは〈じつに〉〈まことに〉の意。
【
字義不相応のため遣うことを
この表記では〈安らかにすれば〉のような意となる。
━─━─ № 2-201 (520) ─━─━
〖たらしい〗(形容助詞)
【
〈
【
字義不相応のため[
━─━─ № 2-203 (522) ─━─━
〖おっぱじめる〗(マ下一段動詞)
【
〈勢い任せに始める〉の意。
━─━─ № 2-205 (524) ─━─━
〖ふみきる〗(ラ五段動詞)
【
〈踏んで横切る〉の意。
鉄道の「
【
〈中途半端に踏みかかっていたのを踏み
転じて〈
こちらの意で[
━─━─ № 2-207 (526) ─━─━
〖いさ〗〖いざ〗〖いやさ〗〖えさ〗〖えっさ〗〖いや〗〖いやはや〗(感嘆詞)
【
〈慮外な事だ〉〈意外な事だ〉の意。
転じて〈驚いた〉〈どうしたものか〉の意。
当惑の場合に言う掛け声。
{いざ}は古くには{いさ}と発音した。
ここでの{早}は〔然〕への当て字であり、{いや}{いやはや}はそこから派生した読みで、この[
【
〈一大事だ〉の意。
火急の場合に言う掛け声。
飽くまで[いざ]であり[
━─━─ № 2-209 (528) ─━─━
〖いさしらず〗〖いざしらず〗(成句・副詞)
【
〈それならばともかく〉の意。
〝当惑事項としては関知しないが〟のような意味合いから。
【
語義不相応のため[
この表記では〈当惑という概念が知識に無い〉のような意となる。
━─━─ № 2-211 (530) ─━─━
〖くらい〗(形容詞)
【
〈光量に
転じて〈視界が悪い〉〈先行きが不安である〉の意。醤油
【
〈視力に
【
〈知識や知恵に
【
〈光が
転じて〈性格が内向的である〉〈
【
〈黒い〉〈
━─━─ № 2-213 (532) ─━─━
〖せめる〗(マ下一段動詞)
【
〈威力をくらわせる〉〈苦しめる〉〈強気の姿勢をとる〉の意。
【
〈責任を追及する〉〈精神的に苦しめる〉の意。
【
〈非難する〉〈口撃する〉の意。
【
〈罪に対して罰を与える〉〈処刑する〉の意。
━─━─ № 2-215 (534) ─━─━
〖さかん〗(名詞)
【
〈勢いづいている〉の意。
【
〈精力にあふれる〉の意。
【
〈多くの事が
【
〈火勢がはげしい〉の意。
━─━─ № 2-217 (536) ─━─━
〖ささやく〗(カ五段動詞)
【
〈内輪で耳を寄せ合って小声で言葉を交わす〉の意。
【
〈耳打ちする〉〈耳に口を寄せて小声で言葉を伝える〉の意。
転じて〈誘惑する〉の意。
☞ 組成は〔
━─━─ № 2-219 (538) ─━─━
〖どろにおぼれるかのようにねむる〗〖でいのようにねむる〗〖どろのようにねむる〗(成句・動詞)
【
〈意識を失うように眠り込む〉の意。
【
前提知識を要するため[
〔
━─━─ № 2-221 (540) ─━─━
〖にべ〗(名詞)
【
〈スズキ目ニベ科の海水魚〉の意。
別名[
安物でなければ正月用のカマボコでほぼ
【
〈
[
━─━─ № 2-223 (542) ─━─━
〖にべもない〗(成句・形容詞)
【
〈粘り気もない〉の意。
転じて〈
[
━─━─ № 2-225 (544) ─━─━
〖せん〗(名詞)
【
〈効き目〉の意。
━─━─ № 2-227 (546) ─━─━
〖せんもない〗(成句・形容詞)
【
〈効果が得られない〉の意。
━─━─ № 2-229 (548) ─━─━
〖とりつくしまもない〗(成句・形容詞)
【
〈
転じて〈頼れる相手がいない〉〈全く相手にされない〉の意。
━─━─ № 2-231 (550) ─━─━
〖みもふたもない〗(成句・形容詞)
【
〈⦅容器が⦆形にならない〉の意。
転じて〈⦅露骨すぎて⦆台無しである〉の意。
なお〝〈覆う物が無い〉と解釈するのは誤りである〟との説があるが、一般に〈露骨〉の意味合いを含めて遣われる語である以上はあながち間違った解釈でもないと思われる。
【
語義不相応のため[
この表記では〈本音も建前も無い〉のような意となる。
〝ここでの[
いやこれ、ふつうに見てりゃなんか
【
語義不相応のため[
この表記では〈成果も邪魔も無い(⁉)〉のような意となる。
そもそも誤記と思われる[
☞ 現代の辞書にはなぜか載っていないが、もともと古語としての「み」は〈
そして〈魂の
このうち、{
━─━─ № 2-233 (552) ─━─━
〖すくう〗(ワア五段動詞)
【
〈下から上へ素早く持ち上げる〉の意。
【
〈かすめとる〉の意。
【
〈助けだす〉の意。
【
〈問題を解消する〉の意。
【
〈間違いを正す〉の意。
【
〈活気づかせる〉の意。
【
〈足りない物を足す〉の意。
【
〈住み付いて離れなくなる〉の意。
組成は〔
☞ [
━─━─ № 2-235 (554) ─━─━
〖すくいもない〗(成句・形容詞)
【
〈何から何まで無いし救いまでもが無い〉〈絶望的である〉の意。
単に〝救いが無い〟よりも重い意味合い。
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