第5話 主要人物紹介 2

登場人物や個人の設定が増えた時など、時々出現する予定の人物紹介ページです。


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・主人公『マリア・テレジア(改)』


金髪碧眼の美皇女にして、大公女。『打倒! フリードリヒ2世!』の野望を抱いている。オーストリアの大公女殿下


実は中身は精神年齢が千歳をゆうに超える女傑、弘徽殿女御こきでんのにょうご


フルネームは『マリア・テレジア・ヴァルブルガ・アマーリア・クリスティーナ・フォン・エスターライヒ/Maria Teresia Walburga Amalia Christina von Österreich』


・ペット→エステルハージ侯爵にもらった鷹


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『ハプスブルク家とその家臣たち』


・カール6世→神聖ローマ帝国皇帝、オーストリア大公、マリア・テレジアの父


・エリザベート・クリスティーネ→オーストリア大公妃、マリア・テレジアの母


・マリアンナ→マリア・テレジアの妹


・シャルロッテ・フクス伯爵夫人→マリア・テレジアに『マミー』と慕われている教育係。


・オイゲン公→プリンツ・オイゲン


オーストリアの有能な将軍で政治家、実父はフランス王ルイ14世とのうわさ、紆余曲折の末、マリア・テレジアの祖父、レオポルト1世の代から、オーストリアに仕官した英雄。


・〈故人〉レオポルト1世→マリア・テレジアの祖父


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『ロートリンゲン家とその家臣たち』


・フランツ→フランツ・シュテファン・フォン・ロートリンゲン(15歳)


マリア・テレジアの婚約者でロートリンゲン公国の次期当主。金羊毛騎士団Order of the Golden Fleece( ゴールデン・フリース騎士団)団長。マリア・テレジアに一目惚れ。


身内には「グルデン金貨を握りしめて生まれた」と言われる神がかった金融関係の才能を持つ男。


軍神のように映える美青年であるが、騎士としてお粗末なのは、ウィーンでは弟以外は知らない。(と、思っている。)


弟のつけたあだ名→『フランツ・シュテファン・・フォン・ロートリンゲン』『グルデン兄さん』


・宝物→マリア・テレジア、大理石でできたヘルメスの彫像、免罪符の束



・カール公子/カール→カール・アレクサンダー・フォン・ロートリンゲン、フランツの弟。実は兄のフォローについてきた。


・〈故人〉ロートリンゲン公カール→フランツの祖父。マリア・テレジアの祖父、レオポルト1世時代にトルコを相手に大活躍した英雄。


・エリザベート→フランツとカールの母。『太陽王le Roi Soleil』ルイ14世の姪。


・ストラソルド伯爵→フランツの陰気な侍従。


・ロートリンゲン公ヨーゼフ→ロートリンゲン公カールの息子、フランツとカールの父。


・〈故人〉レオポルト→フランツの兄、天然痘で死亡。


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『ハプスブルク帝国/ハンガリー領の貴族』


・エステルハージ侯爵→ハンガリー王国の大貴族。ハンガリーの貴族を取り仕切るハンガリーの領主的存在。


ハンガリーのヴェルサイユ宮殿と呼ばれるエステルハージ宮殿に住む、誇り高きマジャール人。


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『プロイセン』


・フリードリヒ2世→軍人王フリードリヒ・ヴィルヘルム1世の後継者にして、未来のマリア・テレジアの宿敵。今現在はまだ王子。



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『その他』


金羊毛騎士団Order of the Golden Fleece( ゴールデン・フリース騎士団)


異教徒からカトリックを守る目的で設立されたこの輝かしい騎士団は、実は、rightleftのふたつの組織から編成されている。


rightは、いわゆる王侯貴族、名門出身者の名誉職的な表向きの騎士団であり、leftは、いわゆる荒事もこなす日の当たることのない隠されたハプスブルク家当主のためだけの騎士団である。rightleftの存在すら知らない。

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