第8話 金持ちをつくる習慣、5箇条のご誓文!

 金は天下のまわりもの、なんて思っていませんか?

 そう思っている内は、お金は永遠に貯まりませんよ。


 追えば逃げるのが女性とお金です。

 ここでは金持ちをつくる習慣を5つ、考えてみました。



 《金持ちをつくる習慣 5か条のご誓文》


 チャプター1

 お金を貯めるには『儲けよう』ではなく、『貯めよう』と心掛けるべきである。つまり貯めるくせを早く身につけたものが、人より多くお金を残せるようだ。


 入る(収入)が増えない今、出る(支出)を減らすのだ。

 出るとは、つまり無駄である。


 チャプター2

 技術や能力を磨くための投資は、やがて自分に返ってくる。

 生きたお金は良い循環を生み、人を呼び、自分自身の血や肉になる。

 生きた金を使おうではないか!


 チャプター3

 苦労して稼いだお金は、安易に使えるものではない。

 考えられるのは浪費癖か、棚からボタ餅を願っているかのどちらかである。


 貯金とは金額ではなく、つまり心掛けである。

 貯める金額の大小を問うものではない。


 チャプター4

 誰もがみな、1度くらいは大金を手にしたいと願うはずだ。

 あまつさえ自分には運があると信じて疑わない。

 得てして傲慢な人間ほど、天国と地獄の両方を味わうことに酔いしれる。


 落とし穴はいたるところで大きな口を開けて待ち受けている。

 順序を間違えてはいけない。

 人の役に立つからこそ報酬をもらえるのだ。

 報酬を優先すべきではない。


 チャプター5

 人生には3度、金持ちへのチャンスがあるという。


 1度目は25歳の頃で、ある者にだけそっと、時の神がお金の増やし方を教えるという。


 2度目は30代半ば。

 人生の伴侶が定まったまさにそのころ、そっと後ろから耳打ちするという。


 人生には3回、大きなチャンスがある。

 やがて時の神は『これからも人の役に立てるであろう』45歳のあるものに、運を与えに枕元におりたってくる。

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