オリオン座

オリオン座

ふと見上げた冬の空

星たちは瞬いている

そんな中ぼくは見つけたんだ

唯一わかるあの星座を

星が三つならんでその周りを四つが囲んでる

今見ているあの光はいったいいつの光なのだろうか？

近いようですごく遠い

あの星座は空のかなた

今見ているあの光は

現在から見ている過去の栄光

きっといつかは消えてしまうのだろって

思ったらなんだか

泣けてきた・・・

あの星から地球を見たら

いったいどんな姿なのだろう？

暗い世界のただの一部なのかな？

それとも

人が一つ一つつけた明かりが

あの星にも恒星のように届いてるのかな？

星が三つならんでその周りを四つが囲んでる

きっとそれぞれ違うはずなのに名付けたんだオリオンと

近いようですごく遠い

あの星座は空のかなた

今見ている夜空の端に

流れ落ちていく星を見たんだ

それは最後の閃光のように激しく輝いたから

一瞬でも光れるならと

僕は願っていた・・・

ふと見上げた冬の空

星たちは瞬いている

そんな中ぼくは見つけたんだ

唯一わかるオリオン座