第19話 それで良いのだ

しばらくの間、専業主婦になったわけだが、やはり、暇な時間も多い。

医者は、ゆっくり休めというが、症状が軽くなっていく度、何かしたいという気持ちも沸いてくる。だが、うつ病と言うのは、良くなかったからと言って何か始めると、あまり良くないらしい。意欲が湧くのはいいが、ほどほどにと、これまた釘を刺される私。(色んな事がある度にめった刺しですな)


園芸、料理、ドラマ鑑賞、ミシン。色んな事にはまってはみたが、今はこうやってパソコンに向かって文章を書いている時間が大好きだ。気付けば朝から夕方までずっとパソコンに向かっている時すらある。


その時の感情や、子供たちの成長をコミカルに描いていくのがなんとも楽しい。


そして、いろんな方に読んでもらえる事が、これまた嬉しい。

主人にそのことを言うと

「へぇ!何人ぐらいの人が読んでるかって分かるの?」と聞かれた。


う。。。

「2人ぐらいかなー」と正直に言うと、

直人はゲラゲラゲラ笑っていた。何が可笑しいんじゃぃ!私はこの広い世界で、2人の全く顔も知らない人にこんなくだらない私の日常生活を読んでもらえるだけで、こんなに幸福な気持ちになっていると言うのに!!!と内心思った。だが、口には出さない。


活字が苦手な直人。本も読んだ事が無いと言っていた。たまに新聞の気になる所だけをサラッと読むぐらいだと。


そんな奴に、この私の気持ちは分かるまい!いや、分かってたまるものか!!


と、いうわけで、(どういうわけ?)私の小説(小説と言えるかは読者方々の判断にお任せします。)を読んでくださった方々、本当に感謝しています。


これにて「私は、わたし」は、最後となります。

つきましては、最後にお礼を言わせて頂きたいと思います。


私、北川美羽は当初申し上げました通り、33歳の時、うつ病になりました。

そして、36歳になった現在、今でも治っておりません。

医者からの診断は「持続性気分障害」と言われております。


同じ病気に苦しむ方もいらっしゃると思います。

私と一緒で不安だらけの方もいらっしゃると思います。


希望とまではいかなくとも、何か趣味を持ち、それに没頭してみると、意外と胸の苦しさやそういった心身の不快な症状も少し和らぎます。(もちろん信頼できるお医者様からの処方された薬はきちんと飲んでくださいね。)

焦らず、(私は焦りまくって周りに散々迷惑かけたが)ゆっくり、自分らしく、自分の良い所に沢山目を向けてあげて、どうか、うつ病が少しでも軽く、軽快に向かいますよう、祈っております。


それから、コメントをくださった方々、お返事の仕方も分からず、そのままとなっておりますこと、大変申し訳なく思っております。全て見ておりますし、また、読んでいただいた履歴に関しましても、私の励みとなっておりました。


次回、また新作を書こうかと、考えております。

やはりこのご時世、楽しい話題が良いですよね!(←勝手に決めつける)


あなたは最高に素敵な人です。

そう信じて生きてみてください。そして、深く考えず、心穏やかに。


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

近々お会いできる日を、心から楽しみにしております!


「私は、わたし」「貴方は、あなた」で良いのです!


――――おしまい――――

ライター:北川美羽キタガワ ミウ

主人:直人ナオト

長男:太雅タイガ

長女:ユキ

愛犬:ニコ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私は、わたし。 山城 潤 @kanaendow

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ