第2話 冬を耐えるヒント、九九歌

中国語のリスニングの本を買った。

そこに「九九歌」というものがのっていた。


冬至からのさむーい81日間を描いた詩なんだと思われる。

最初の9日、次の9日はポケットから手が出せない。

3回目、四回目のの9日は氷の上を歩く

とだんだんと増す寒さ、そして春の訪れを感じる風景などが描かれる。



1月の今、日の出が遅くて、寒くて、いつまでも冬が続くような気がしてしまう。

けど、そんなことはなく毎年季節は巡っていく。


一月一月ひとつきひとつきよりも短く9日ぐらいで数えた方が冬を耐えられるんじゃないかな。


余談

中国人の同僚に「九九歌知ってるか?」とたずねてみた。

「きっと今の若い子は知らないな。おじいさんおばあさんが、農作業の目安として使う」とのこと。

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