第5話3分間スピーチ

授業で三分間好きなお題をスピーチするとゆう課題が出て

作文用紙がくばられた。


発表の日皆んな作文用紙を持っていた

キイナは持ってなかった


スピーチしないのかな?


皆んな作文用紙を読みながらスピーチした


キイナの番になった


キイナはなにも持たずに

教卓にたった。


そして、話し始めた



皆んなは誰かと同じじゃないと不安を感じますか?


目の見えない人

耳の聞こえない人

女の子になりたい男の子

男の子になりたい女の子

手がない子

足がない子

目の位置が違う子

口の位置が違う子

たくさんの子がいます。

皆んな腕が2本、2本の人が多いから

一本の人は障害と呼ばれる

もし一本の人の方が多かったら

このクラス皆んな障害になる。

ただの多数決

多いモノが普通

少ないものが異常


私はその考え方が異常だと思う

人は誰も同じじゃない

だから誰も馬鹿にする人は

誰かと同じじゃないと不安なだけ


いいじゃん、別に人と違っても

カッコいいか

可愛いかは

見た目だけじゃない。

障害って言葉使い方ちがくない?

目の前にある邪魔な物が障害物

だから障害物リレーって言うじゃん

障害と言う言葉がなくなればいい

私はそう思ってる。


キイナのスピーチは3分を超えた


皆んなキイナの話しに耳を傾けた

内股くんは拍手をした。


先生も拍手をした。

僕も、

カッコいい

キイナは、人を魅了する。

誰も敵わない。

強く、綺麗だ


僕は、キイナが無敵だと思ってた

強い信念と堂々とした態度

カリスマ性

その時はそう思ってたんだ、

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