さよなら,僕

@himazin-hujosi

第1話

ピー ピー

無機質な機械音が聞こえる

?「__ん、な__さ_!」

途切れ途切れで誰かの声が聞こえる。

男「なぎささん、渚さんっ!!」

目を開けると其処には中学生くらいの少女と白衣を纏った男の人がいた。

少女「あ、お兄ちゃん、…!!

 起きた、??」

少女は嬉しそうに僕に話しかける。

男「良かった…では、少し検査の為、他の医者達に知らせてきますね。

 私は渚君の担当医の潮美、です。」

白衣を纏った男性は僕に向かい潮美、と名乗り、何処かへ行ってしまった。

(男→潮美)

少女「お兄ちゃん、大丈夫、?

   事件のこと、覚えてたりする、?」

少女は僕に尋ねてくる。

処で、僕のことをお兄ちゃん、と呼んでいるから妹なのだろうけど…申し訳ないことに、僕は彼女の事が思い出せない。

今まであったこと、何もかも…

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