第2話 a long time ago in Japan far,for away…

こんばんは。いきなり、今回は前回の終わりに書いたスターウォーズの映画の始まりかの如く、表題から英語で責めてみましたが、英検3級程度の英語力しかないので、あの偉大なる映画のはじまりの英文のようには書けない(汗)ので、表題のみの英語で失礼しました。 まあ、英訳すると‘遠い昔、遥か彼方の日本で。。。‘となります。

 (もし、英訳が間違えていたら申し訳ございません)

 ‘遠い昔‘なんて、仰々しいなあと自分でも思いますが、思えば産声を上げて生を享け四十数年、元号も昭和、平成、令和と三世代跨いで、私自身の年も五十を間近に控えているので、多めにみてやって下さい(苦笑)


 小説や、映画の主人公の様に過酷な運命や宿命を背負う事なく、凡庸な団塊世代の男女の間に、長子(長女)として産まれたのが、私であります。又、登場人物といたしましては、私の他に

二つ年下の弟①(長男)と八つ年下の弟②(次男)の三兄弟、それに父親、母親のごくごく普通の家族構成になります。私達、三兄弟がそれぞれに成人して、就職、結婚と子育てもひと段落済み、子育て中は、各子供(私も含め)色々大変だった。。。と思います。

(それなりに、思春期や、進学など心配させた事などもありましたし)

 しかし、子供たちはそれぞれに所帯を持ってからは、親に心配事(例えば、仕事や、金銭、夫婦のいざこざなど)一度もないのです。(私も、結婚して、十五年以上経っていますが、一度も夫婦間の愚痴や、相談事など親に言った試しが有りません)


 これって、結構すごい事じゃないですかね?勿論、ホームドラマにありがちな、旦那や姑とトラブルを起こし、衝動的に子供と実家に避難して、旦那が謝りに来るなども一切ありません。

 

 なぜなら、そのようなアクションを起こしても、私には迎え入れてくれるような母親も、人生の先輩として旦那に助言を諭してくれるような父親もいないことは百も承知で解っているからです。

戻ってこようものなら、即刻その場で、縁を切られるくらい一筋縄ではいかない両親の性格を重々承知しているからです。

 あと、私と長男は幼少期から散々みてきた両親の諍い(別れる、別れない)を体感しているので、そんなことをしても、労力の無駄遣いも解っているからです。

 反面教師とは言いますが、実際体感していると、おおよそのシュミレーションができているので、自分が不利な立場になる事も予想できるのです

(不仲な、親の元でも学ぶべきことはあったなあと思います)


 さて、話はだいぶ逸れてしまいましたが今回、その不仲なまま年をとった父親が昨年の正月が終わる頃に、癌宣告された事から始まります。

 その電話を長男から受けたのが、一月四日だったと思います。

 いきなりの、弟からの電話(兄弟であまり連絡を取らないので)で

「お父さんは、大腸癌でもうステージ4らしい。 もって一年くらいだから。。。まあ、心の準備をしといて」

と、連絡を受けた事から始まります。


 ああ、これも表題からかなり遠い話になりますが、ここからストーリーは凡庸ながらも、進んでいきますので読んでいただけると幸いでございます。

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