第39話 消えかけた世界の意識

どれぐらい眠りについていたのだろうか?

まだ存在していると言えるのだろうか?

何一つできない状態で消えかけていたはずが


昔の身体の一部、極々微量なもので

記憶の欠片が一部復旧


自分の存在を思い出してきた


ひどい状況【99%私の世界は欠損】

何も無い空洞、人工物や生きとし生けるもの

自然の山川海全てが消滅



繰り抜かれた抜け殻

世界とは言えない状態


私の子供たちの生命は感じられるが何処かに

奴隷として出荷され、

ただ生き物を襲う化物に作り替えられて

どこかの異世界にゲート経由で

放り出されている


絶望を見せるために起こされたのか?

いや、違う!

仮死状態のまま生かすことが目的のはず


まだ、意識、声をを他に届ける力もない

仮に力を取り戻しても

力を使えないように元の世界とも

切り離されている


何もする事ができない・・・


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現在の廃棄物を異世界ドロップ品にしたら凄いことになってしまった件 かんがる @kanngaru

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