第8話 見定め!

クリスが指揮官になりミーティング


今回の目的は肩慣らし

厳しい訓練のみでの経験値を

積み上げてきたものでは実践能力に疑問が残る


3.4Fに1日籠って貰います!

予想としてはドロップ品

持ちきれなくなると思うので

価値の低いものはあげます!



楽な事でもないのだが

バンザーイと子供みたいに

腐女子どもは喜んでいる!


そんなに今の訓練や生活が嫌なのか?!


この二人なら私が襲われる事はないのだが

まともな会話ができんのか?


「二人の馴れ初めは?!」

「ギーグさんと絡み合ってるとこ

見せて!」


「伝説のペoスフェンシングhshs!」


ねえよ!そんなもん!


ギーグはアシスト不測の事態のストッパー

要因で配置している



生い立ちを聞くとエリーゼ達は

元は農家の出だったらしい!


ダンジョン以外の外の世界には

稀に【ゲート】が開いて消滅する

レベルの低い魔物が溢れて

村が飲み込まれ、親を亡くし


ちょうど、この都市の建設

高度成長期

人手が足りない募集に入り

教会に流れ着いて力を磨き


村を壊滅させた魔物への恨みというか

自分らに力がない所為での無力感を

跳ね返すとか美談が聞かされた、


クリスは性格が悪いので作り話半分と

決めてかかっている

そして唯一の生き甲斐がBL鑑賞か・・

かわいい顔して狡猾なドSである



初めてのことらしく

1.2F部屋で宝箱が出るたびに大喜びして

「ニンジン!」

「今度はキャベツ」

「謎の飲み物?!」


子供のように喜んでいる

だが戦い方は様になっている


騎士団用の剣術か!

「チェストー!」

「スラッシュ!」


肉厚のある剣

バスターソードでの戦い!


刀身部分を太く厚くすることで

強度を保っていたため切れ味より

雑魚は斬撃でちぎり斬り伏せる


硬い敵や鎧を着だ人間には弱点に

刺突で刺し貫く


「チェストーー!」

猪の頭を刺突して一撃で仕留めている!


雑魚の昆虫が多い1.2Fでは

「スラッシュ!!」

片手持ちの横薙ぎ

切るというより叩きつけて粉々していた


動きの遅い大型の昆虫には両手持ちで

バッターのようなスイングで粉砕していた


対人戦でも喰らうと打撲や骨折では

済まないかも知れない


未だ下級の騎士とは

レベルが20に届いてないのかも

知れない!


これで本来は守備型の騎士で

防御が上手いとは・・・

盾が巨大すぎるタワーシールドで

置いてきたらしいが・・・


PT編成見て考えたのなら間違ってはいない!


妹の方はコントロールや精密さは大味だが

炎系列の火力だけなら及第点


昆虫が溢れたモンスターハウスなど

一撃で焼き払っている!


「キャーお菓子が出たわー」


全く緊張感がない・・・


「持ち帰る気が無いんで二人で食べてなさい

チョコのスナック菓子の様なものが出たらしい」



「ギーグどう思う?」

「私とは役割が違うが戦力としては上かと

あのねいちゃんなかなかやるものだ!」


「敵を見ての状況判断は私の方が

一日の長がありそうだがな!」

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