現代を舞台にした神話の様

死神と天使の一般的なイメージを逆転させていますが、何故そうなったのかを劇中でしっかりと分かりやすく説明してくれるためスッと頭に入ってきます。

その上で醜悪な存在と言っても良い天使と、望まない醜さに加えて種として追い詰められた死神の対立構造に、少年と少女の共存関係と言う素直な美しさが加わった作品だと思います

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死神と白き少女の夜