3-8.第三話の反省など

3-8.快気祝いはチーズ鍋


ジェイデンのゆかいな仲間たちVSマルチ商法魔女集団。


どういうふうに争わせようかな~と思いましたが、けっきょく、「牛を放つ」という謎の展開になってしまいました。ギャグ回なので、あまり乱闘を細かく描写するのはどうかなと思ったのもあります。マッチョな男性陣VSひよわな女性陣だと、あまりおもしろいバトルにはならなさそうでしたし。それと、魔法バトルは第五話まで取っておきたいというのもあって。


でも今考えると、魔法VS農具とか、飛び散るチーズとか、宙を舞う鍋とか、もっと混沌とした感じにしてもよかったかもですね。


スーリに対して「日陰で育てたアスパラガスかい?」って野次る女性がいるんですが、これ、そういえばリアナでも出したことあるセリフでした。どっちも読んでる人はあんまりいないので、まあ、いいでしょう。


外に出られて元気いっぱいのジェイデンと、人みしりするスーリの対比。


チーズ鍋は、言うまでもないかもですが、チーズフォンデュですね。これも、リアナでも出したことがあります。わりと由来の古い料理みたいなので、大丈夫だろうと思って。実際にはそんなにたくさん食べれるものでもないですけど、ビジュアルは最高においしそうですよね、チーズフォンデュ。


個別のエピソードとしては好きな回ですが、全体の構成としてはあまりうまくなかったなと思います。この3話は抜いてやはりおまけにまわし、もうちょっと本筋を深めるような話にすべきでしたね~。ふり返ってみると、リアナやBDFTにくらべてやはり、ラブが少ないです。今回はストーリーをシンプルにして恋愛面をしっかり書くつもりだったんですが、難しいものですね。次作への課題というところです。


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