3-6.かわいいふたり/濁点たくさんつける

3-6.ダンスタンの楽しいジェスチャーゲーム


スーリの危機を察知したダンスタンが、ジェイデンにジェスチャーで伝達する話。たいした内容はありませんが、ディズニー映画のコミカルなシーンみたいで書いてて楽しかったです。


序盤、ベッド上でひまをつぶしているジェイデン。退屈するジェイデンというのが妙にかわいく、えんえんと書きつらねたいくらいだったのですが、がまんしました。彼のため、子ども向けの絵本を選んで置いていくスーリもかわいい。なんなんだこの二人は?! というか、私がなんなんだ??! リアナとデイとかフィルとかがかわいいって思ったことない気がします。なぜ??? 


本を選んでもらったくらいで愛情があふれでるジェイデンは、でも、ちょっとこわい。


で、ダンスタン登場。


ところで、「ア゙ア゙ァァァーッッ」って打つときってどうしますか? ふつう、「ア」に濁点ってつけられないじゃないですか。私は「文字に濁点をつけるツール」っていうページにお世話になってます:

https://tools.ikunaga.net/dakuten/


キーボードでふつうに入力できない文字って邪道ですかね~。でも、「ヴァア゙ア゙ア゙ア゙ッ」としか表現できない鳴き声ってあると思うんですよね。


このシーンを書くために、ガチョウの鳴き声を動画で調べていたりしたんですけど、ほんとにうるさいです。アヒルみたいなかわいい「クワッ」じゃない……。


そうそう、ガチョウとアヒルのちがいは書きましたっけ? もし書いてたらここは消しますが、ガチョウはガンや白鳥に似てデカく、首が長いです。アヒルのほうがもっちりしてかわいい。


スーリのアイデアを思い付いたとき、あんまり魔女らしくない使い魔のペットがいたらいいなーとあれこれ考えて、ガチョウにしました。鳥が好きなんですよ。ダンスタンという名前は、これもどこかに書きましたが、ヒーローの名前候補のなかからお下がりでつけました。ガチョウの高速つっつきが騎士の剣の突きっぽく見えて、気に入っています。


ジェスチャーゲームのところは、書いててすごい楽しかったところですね。こういう場面は、おもしろく書こうとするより、本人たちが真剣であることをしっかり描写したほうが、かえって笑えるものになる気がします。

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