1-8.チョロインなスーリとジェイデンのモデル
1-8.灰になっても消えないもの
第一話のラスト回。
冒頭、ジェイデンがすぐに駆け付けられた理由です。家の近くで張っていたんですね。
片付けと見せかけ、ジェイデンはさりげなく家のなかをチェックしています。「弟からの手紙だからさわらないで」というスーリの発言は4話の伏線ですね。公開時にそこまで進んでるかな? そのあとでほんとうは、「おれにも兄がいるよ」というジェイデンのセリフがありました。会話の流れが悪くなる感じがしたので削りましたが。
クールなようで意外に百面相なスーリと、ジェイデンがそんな彼女を好きだと思う理由。蛇足かなあとも思いましたが、ヒーローがなに考えてるかわからないよりはいいかなと思って書いてます。
どこかに書いた気がしますが、スーリの性格はもっと冷たい感じにするつもりだったんですよ。セリフもすくなめで、それこそ雪山がとつじょ人格をもったみたいな感じ。まさかあんなにうぶでお人よしでチョロい感じになってしまうとは。この性格は、たぶんジェイデンとのかけあいのなかで変わっちゃったみたいです。
ジェイデンはかっこよく書くのが難しいタイプのヒーローで、コミュ強っていう設定だとどうしてもナンパな感じに見えちゃうことがあるんですよね。なるべくそうならないように、だれとでもフレンドリーだけどヒロインに一途、が説得力をもってもらえるようがんばって書いてます。冗談は言うけどおちゃらけてはないように。
コメ返で書きましたが、ジェイデンの性格設定はアメリカにいたころ知り合ったイケメンコミュ強をベースにしています。元アメフト部でフレンドリーで、顔とコミュ力だけで人生わたっていけそうなイケメンでした。でも、まだ二十代なのに夜遊びもせず、そうそうに彼女と結婚しちゃったり、意外と堅実で一途だな~と思ったものです。
名前の話もどこかでしたと思いますが、どちらも映画俳優の二世さんから採りました。トム・クルーズの娘がスリちゃんと言うらしいと聞いて、かわいい響きだなーと。ジェイデンもそんな感じでつけましたが、由来的にヒスイのJadeから来ているらしいので、意外と古めかしい雰囲気もあって気に入ってます。本人にとくに緑要素はないんですけどね。(ブロンド+薄茶の目)
最後、薔薇をよみがえらせるスーリ。彼女の能力をしめす伏線になりますが、そこは最終話まで持ち越しですね~。
次からは第二話になります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます