異性の知らないかもしれないお話 ーお漏らし編ー

九傷

異性の知らないかもしれないお話 ーお漏らし編ー

 


 お漏らし……

 それは子供の頃誰もがしたことのある体験だと思います。

 代表的なのは寝小便ですが、学校や幼稚園でやってしまった人も一定数いるでしょう。


 しかし、大体小学校高学年くらいになると、排尿器官の成長などにともないお漏らしはしなくなるものです。

 もし成長してもお漏らしをしてしまうようであれば、何かの病気を疑った方が良いでしょう。



 さて、このお漏らしですが、昨今では色々なメディアで登場します。

 聖水だとかジョバーだとか、アニメや漫画などで目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

 最もよく見られるのが女性のお漏らしシーンですが、時には男性がお漏らしするシーンもあります。

 一般人から見れば何の需要があるんだよと思うでしょうが、変態紳士にとってはご褒美らしいですよ(主に女性のお漏らしは)。



 こういったお漏らしが発生するシーンは、主に恐怖などによるものが多いです。

 怪物や殺人鬼などを目の前にして、尻餅をついてジョバーってやつです。

 実際、お漏らしはストレスなどによって起こり得る症状なので、不自然さはありませんね。

 しかし、リアル(特に日本)では死の恐怖なんてものは滅多にないので、現実味が薄いです。

 フィクションだからこそ、頻繁に発生しているのかもしれません。


 ただ、もしリアルでそういった恐怖に直面し、お漏らししてしまったとしても、男性の場合は被害を最小限に抑えることが可能です。

 これは男性が、おしっこを意識的に止めることができるからであり、意識さえはっきりしていれば即座に止めることも不可能ではないのです。

 ちょっとチビッた程度で済ますことができたという人も、少しはいるんじゃないでしょうか?


 しかし、女性の場合はそう簡単には済みません。

 というのも、多くの女性がおしっこを途中で止めたりすることができないからです。

 これは女性の尿道が短いからだと言われています。

 ある程度括約筋が鍛えられている人や、止める練習をしたことがある人は自由に止めることもできるでしょうが、そんな人はあまりいないですからね。

 だから漫画やアニメで女性が盛大にお漏らしをしているのも、そういった背景からなのかもしれません(んなワケあるか)。



 男性の皆さんは、もし身近で女性がお漏らししてしまったとしても「コイツ、最後まで出しきったよ」とか冷たいことは思わないで察してあげてください。出したくて最後まで出したんじゃないんです、止められないんです。

 検尿カップで尿の量が安定しないのもそうです。男性と違ってぴったし止められないだけなんです。察してください。



 以上、異性の知らないかもしれないお話 お漏らし編でした。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異性の知らないかもしれないお話 ーお漏らし編ー 九傷 @Konokizu2

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ