第4章 新たなる展開!

第1話『起・承・転・結』の『転』! 『序・破・急』の『急』!

 その日の真夜中……。


 『コンコンコン!』と窓を叩く音がして目が覚めた。


 窓から、眩い光が差し込んでいる!


 ……! うわっ か! 火事!?


 慌てて窓を開けると……


 ……? 光輝く宅急便? が立っていた。


 ……なに? これ……夢……?


 …………


 ……あ! もしかして……この前の『願い』を叶えに来てくれたのか?


 「……先日……流れ星に……」……と切り出そうとすると、その光る宅急便さんが……


「双子座流星帝国の『パルフェ・クトゥール皇女』から、輪音りんね一生いっせいさんにお届け物で〜す」……と早口で言って、光る箱を渡してくれた。


! そして……「じゃ、ここにサインを」……と言って、光る伝票の『受領印』の部分を指差した。


 ボールペンでサインすると、光る宅急便は『失礼しました〜』と言って、軽く頭を下げ、光るトラックに乗って飛んで行ってしまった。


 さすが……プロは仕事が速い。


 ……って、あまりにも突然の事で頭が回っていないが……


 今……何か、とんでもない事が起きなかった!?

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