第8話絶望

「次の方ー。どうぞー。」

そんな落ち着いた声が緊張感を際立てた。

「はい。」と落ち着いている風に返事をして、席を立つ。胸の鼓動が収まらない。

「それでは、このブロックに触れて下さい。」

促されるままに触ると、ブロックが光を放ち……、


手のひらサイズの南京錠になった…。


「これ、どうやって使うんだろう…。」

「使い方の説明が、目の前にあるはずのウィンドウに書いてありますよ。」

親切にも教えてくれた。そして僕にとっての救世主とも言えるウィンドウを見上げてみると、


)zぱkdこwksこそsっksksこs (

)うぃすぉxmうぃkぃskskしあぱk(

と書いてある(?)


………。

文字化けしている………。


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