Film 19. 『ホーム・アローン』☆

(☆マークはクリスマス作品!🎅)


 1990年のアメリカ映画。1時間43分。

 クリスマスに家でひとりぼっち!になった少年が、天才的イタズラセンスで泥棒を撃退する、クリスマスコメディ決定版!


 マカリスター家はシカゴに住む子沢山の大家族。今年のクリスマスはパリで過ごす予定。

 しかし出発当日に寝坊。大慌てで空港へ。ギリギリ飛行機に間に合ったものの、末っ子のケヴィンがいない。前夜騒ぎを起こしたケヴィンをおしおき部屋行きにしていたことを、ママが忘れていたのだ!

 みんなが出かけてから目覚めたケヴィン。自分をいじめる家族なんか消えちゃえと願っていたら、本当に家で一人になっていた。これ幸いと、普段禁止されていることやいじめっ子な兄弟たちへの復讐に手を出し、自由を満喫するが……。


 今さらオススメされるまでもなさすぎる超有名作! だけどやっぱりコレがいい!

 昨年は個人的な好みで2の方を紹介したので、今年は1を。


 ★昨年の紹介記事はコチラ⇒https://kakuyomu.jp/works/1177354055322343963


 実際スケールアップした続編の方が有名で好きな人も多いこのシリーズ(かくいうわたくしも2派)。しかし、1にしかないイイところも結構あるんです。ちょっと箇条書きにしましょう。


・出かけるところを見てないので、ケヴィン目線だと本当に家族が消えたように見える(家族が戻ってくるかわからない)。

・旅荷物も自分で詰められなかったケヴィンが一人で生活できるように成長!

・しかもクリスマスの飾りつけまでケヴィン一人でやり切る。

・泥棒から自宅を守るために戦う=「家族と自分の大切な場所を守ろうとする」という動機の発生が一つのドラマになっている。

・戦場が自宅なので自宅へのダメージが心配でハラハラする。

・ママがパリから帰るためのがんばりがすごすぎる。


 ね? 特に注意して観なくてもこれだけ出てきます。

 個人的には特に、ケヴィンが本当に家族が消えたかもしれないと思って、それをきっかけに成長していくところが好きです。それからママの捨て身っぷり!


 もちろん1と2のどっちが面白いかなんて好みですし、結論はどっちも好きでいいんです。が、細かく見ればまだまだある1ならではの部分を探しながら観直すのも、新しい発見があって面白いかもしれません。今年はこちら、あるいは両方観てみるのはいかがですか?


 さあ、ついに今日はクリスマス・イヴです! HO-HO-HO!!

 みなさん、メリークリスマス!!!

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