自分にとって大切なものとは何か

苦しい時を支えてくれたものというのは、その苦しみを乗り越えてもなお自分にとって特別であり続ける。
たとえ支えてくれたものがどんなものであっても。
そういったものを、誰しもひとつは持っているのではないでしょうか。
このお話は、そうした支えてくれたものへの思いや、その後の自分にとってどんな存在であり続けたかを非常に身近な題材を使って描いています。
自分にとっての特別なものとはなんだろう?
そうした思いを抱きながら読むと、より味わい深くなる作品です。

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