10位→7位

10位

「桜の栞」AKB48

 https://www.youtube.com/watch?v=lhEK1mxOm-I

 ジャンル J-POP


 さっそく昔の曲ですが、今年初めて最後まで聞きました。卒業式に歌いたい曲です。

 卒業式はもう大学のを残すのみですが、合唱とか懐かしいですね。時間が経てば経つほど「あの歌うたいたかったな」とか、そういう曲が増えていきます。

 

 AKB48は紹介するまでもないでしょう。私と同じ2000年生まれ世代に、アイドルグループといえばと聞いたらAKBって答える人、結構多いんじゃないでしょうか。

 私は別に男性にしろ女性にしろ、特定のアイドルのファンというわけではなのですが、この曲はなんとも、春と旅立ちを思わせるいい曲です。

 

 ピックアップリリックは次の一節。

「桜の花は心の栞 輝いた青春の木漏れ日が眩しい」(uta-netより)


 最後のサビの歌いだしです。この曲、最後のサビはそれまでとは時間軸が違ってる印象を受けるんですよね。もうじき、今の自分を青春と形容できない身分になる私としては、感慨深い歌詞です。卒業を控えた方、あるいは新しい場所への旅立ちが近い方、ぜひ聞いてみてはいかがでしょうか。






9位

「ロストデイアワー」じん

 ジャンル ボカロ


 私が今まで知らなかった、カゲロウ系の曲です。もちろん、今年の曲ではありません。ただ、この曲、泣きそうになったので、ランクインしました。

 

 じん(自然の敵P )も、ボカロ界では有名な方です。私と同年代の方なら、曲名はぴんと来なくても、「チルドレンレコード」とか「カゲロウデイズ」とか、「ああ、あの曲か」と思う人、多いと思います。『カゲロウデイズ』シリーズはラノベや漫画も出てましたし、ことさらに語る必要はないでしょう。


 ピックアップリリックは次の一節。

「もう、大人になったのか」 (uta-tenより)

 

 この曲、なんなら全部感傷に浸れる歌詞でした。というのも、私、ちゃんとボカロを聞くきっかけとなったのが、じんさんだったんですよね。今からもう7、8年前のこと、中学生の時です。懐かしい。

 さっきの「桜の栞」とだぶるとこもありますけど、もう、大人になるんですよね。扱い的には大学生の段階でもう成人ですけど、今のこの時期は最後の子ども時代ととれます。その私にとっての子ども時代の象徴がボカロ文化で、終止符というわけではないですが、一段落をつけるのにはぴったりの曲でした。





8位 

「忠犬ハチ」ツユ

https://www.youtube.com/watch?v=G5HKY-vM_6g

 ジャンル J-POP


 これは今年の曲です。タイトルの通り、忠犬ハチ公を題材とした歌。これについては別の枠で考察・紹介しましたので詳しくはそちらに譲り、ここでは概観を。

 ツユは「やっぱり雨は降るんだね」からスタートした比較的新しいアーティストです。これまでの夏の曲、哲学っぽい曲とも違う、新境地です。ちなみに作詞作曲を担当しているぷす(じっぷす)さんは、かつてボカロPだった方で、「ヘイセイプロジェクト」の曲群と、「アサガオの散る頃に」などの夏三部曲(勝手に命名)が高く評価されています。


 この曲は途中まで休みがありません。それ自体は初期ボカロ曲を思わせる雰囲気ですが、歌詞はとてもやさしい物語になっています。


 ピックアップリリックは次の一節。

「ずっと待っている」 (動画概要欄より)



 待ち続けたハチの銅像が、待ち合わせの場所になっているというのは、なんとも因果なものですね。





7位

「はるのとなり」佐々木恵梨

 https://www.youtube.com/watch?v=PCDzg5kdGPM

 ジャンル J-POP/アニソン


 今年放送された、「ゆるキャン△」2期のEDテーマでした。ちなみに1期のときは「ふゆびより」でした。

 もう十一か月くらい前の話ですが、今年の新年は、この曲とともにあったと思います。優しい歌声ときれいなハモリ。お茶とかを飲んで、一服しながら聞きたいですね。

 最近はやけに寒いので、この曲を聞くと春が恋しくなります。と同時に、なぜか冬も愛おしくなる、不思議な曲です。


 ピックアップリリックは次の一節。

「「おかえり」 ゆっくりおやすみ」(uta-netより)


 来年は、穏やかに、暖かに、すごしたいですね。

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