オープン⑦

「これ、なんデスカ?」


デカい、、、、白い、、、骨?、、、、重そう、、、


それくらいしか分からない。


「なんだと思います?」


だから、知らないんだって!!

客から遊ばれているような気がするが、まぁいい。


にしてもデカいな〜よくこれを女性一人で運んできたな〜



「これって龍の骨か?」

レイが、ピンッと来るものがあったらしい。


龍?

それって、すごいんじゃ〜ないの?

前世で見ていた、物語ではどの世界でも龍は強かったはずだ。


「そう、正解で〜す。龍の骨で〜す。夫が高額で買って来たけど、これじゃまだったんですよね〜」


そんな事を言いながら笑顔で微笑んでいる。

そうか、この世界は買っても中古品を買い取ってくれる場所が無かったから、要らなくなってらゴミか誰かにあげるしか無かった。

この人は、本当に邪魔だと思っていたのだろう。

だから、こんなに早く持ってこれたのか。


「レイこれってどれくらいが、適正価格なの?」


「さ〜な。こんなもん、言い値だから知らん。でも、買い取るなら、大金貨3枚くらいじゃね」



マズイ、俺の周りのは、骨に詳しい人は流石にいないらしい。


しかし、テキトーに俺が値段を付けるより、レイを信じた方がいいだろう。



「じゃあ、レイを信じるよ。大金貨3枚でどうですか」


「私は、早く処分したかったので、それくらいで全然構いませんよ〜」



今回、すんなりいきそうだな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

金持ち貴族に転生したので、せっかくなのでアイドルグループを育成しようと思います…………あわよくば、ハーレムにならんかなぁ~ 鳳羽鳥鶏(あげはちょうけい) @Yuuya00000

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ