🛫反転🧭旅記🛫 具現化能力者の画レ虚は、反転世界へ旅立ち、摩訶不思議学校の校長マクベスを倒し、ファルスの革命者として、原初の神を殺します。
10 文殊画レ子とベム、バルマは、摩訶不思議地帯で迷子になる。
10 文殊画レ子とベム、バルマは、摩訶不思議地帯で迷子になる。
だが、あの霧は一体何なのだろう。恐らく
一本の杉の
其の樹から、
此の梟は、
なるほどゲヘルに襲われていたのか。
「ゲヘルだ。」
ホーホー ホーホー
あたりが
「此の霧に
バルマは叫んだ。
え?どうすれば・・・。霧・・・。
「此の霧幻覚を見せる霧。フョームを流れで幻惑を消さなければ死ぬぞ。」
フョームは、修行で、或る程度扱える陽になった、能力者に流れる特異なエネルギー。
意識を集中させる。
すると、霧が消えた。
「ダイジョブか、画レ虚。」
「はい!。」
「その様子じゃ、如何やら、フョームは使い熟せているようだな。」
「だが、ゲヘルは、下級の魔物。此れからは更に強敵が出てくる。」
摩訶不思議地帯の迷宮は、既に攻略されているために、地図が或る。
安全な道はなく。
未だ解明されていない、古代のポリゴン兵や、遺跡を守る謎の動き攻撃してくる兵隊服、機械の
入口には、
未だ発掘が済んでいないという、遺跡が或る。其れは、四人の原初の術者以前に此処に住んでいたとされる何者かの遺産。
其の名残。
大地には、草木が生えている、そして、ライオンやトラ、狼や、熊などの肉食獣が歩いている。
其れは、小人たちと出会った精霊の森にいた、十メールを越えた
「精霊の森に居た猛獣だ・・・。」
「あの、森に行ったのか?。あの森は、危険な森だ。けれど、此処の森の奴らはそれ以上だ。見た目は、同じでも、強さは、其の十倍以上。
小さい猛獣だ。
彼奴らに遭ったら御終いだ。御前じゃ身を守るので手一杯、俺たちが居なけりゃ即死だ。」
小さい猛獣???。って一体・・・。
「手のひらサイズの
大地を抜けると、荒野が広がり、その先に森が或る、森には、川が流れていて、其処を上っていくと、
そして、戦っている。
殆どはベムさんや、バルクが、片付けてくれるが、私だって、数体は、倒した。何とか、倒した。その際に様々な能力を
その一つが巨大化。物体を巨大化したり、縮小させて自在に攻撃する技を覚えたのだ。
森に着くまでに、バルクは百二十一体、ベムは二百三体、私は、七体の猛獣を倒した。無駄な殺しはしないで、気絶させた。
「以前より、魔獣の数が増えてやがる。」
ベムは言った。
「ああ、おかしい。異常事態か・・・?。何にせよ、注意するに越したことは無い。」
「待ってくださいよー。二人とも。早いです。」
「何とか、付いてこられたみたいだな。」
「此処から、森に入るが・・・、画レ虚此処からは、鬼ちゃんと、メロンを使え。」
「はい。」
「レベルアップを目指すならば、死ぬ気で戦え。此処からの敵は、画レ虚には手ごわいだろう。其れにちょっと気がかりも或る・・・。」
森に入る。
其の地面に、多種多様な、花、果物、薬草、が実り、木の実が落ちている。山の動物が其れ等を奪い合い、其の小動物は、大型の動物に食べられる。
「綺麗な、森ですね。森林のエネルギーはなんだか気持ちがいいです。」
大自然に囲まれると心が現れた心地に成る。
「そうだな。」
「日が差して気持ちいいねえ。」
三人は、水の或る、川の方へ向かった。
「綺麗な水だー。魚が泳いでるし、蛍も居るよ。」
滝が流れている。急流だ。
「魚釣りでもするか・・・。」
バルマが言った。
「そうだな。」
ベムは、バッグを取り出して、釣竿を三本取り出した。
「此処の川は、巨大魚が釣れる。其れを釣って、その後料理して、腹ごしらえをして、から、更に奥に進もう。」
「そんな道草喰ってっていいんですか。」
「駄目だね。確かに。」
「ああ、駄目だな。」
画レ虚に注意されてしまった。
「先を急ぐにしても、此処何処だ???。」
「え!迷ってるんですか?。」
あの、何でも知っていそうなベムさんが迷った事に画レ虚は驚いた。
「バルマさんは、どうなんですか?。」
罰の悪そうな態度を取って、首を振っている。
「まさか、迷子―――――――!!!!!!。」
「此れが、魔界地帯って奴だよ。地図があっても、森は形を変える。だから、道は複雑に入り組んでいて、迷う。」
「此の川を上っていけば、上流、奥へたどり着くだろう。」
私たちは、川の水の流れを頼りに、上っていった。
「此の川此処で途切れてる・・・。」
其処は、岩で
「どうやら、最近新しい水源が出来たらしい。此れは、洞窟、遺跡地帯に繋がっていない。」
けれど、発見はあった。其処には、岩で出来た建物があった。
「初めて見る建造物だ。」
訪ねてみる事にした。
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