オレつええbotと主人公スコスコbotに飽きた者にオススメ

この小説は何と言っても登場人物達が魅力的です。
今やナデポニコポこそ鳴りを潜めたものの、「道具人間」は多くの作品に共通する問題と言えるでしょう。
「キャラクター」と「登場人物」は似て異なる物です。物語の為に有るキャラと登場人物の為に有る物語、即ち替えが効くかどうかであり、深みの有無でもある。
そして深みを出すにはちゃんとした物語が必要であり、人物が魅力的に思える事とは即ち作品そのものの魅せ方が上手い証拠でもある
オレつええbotと主人公スコスコbotに飽きた者なら是非読むべき作品です