占拠

私達はrightを出た。荷物は数日分の食料と万が一のための修理道具それだけだ。人になるべく見つからないように裏通りから行く事にした。

「助けてくれ。…頼む。」

数十人のAIがいた。彼らはおそらく人間に迫害されたのだろう。基盤が見えていた。…私とDr.が残り助けようとした。

「なあDr.治せるか。できれば救いたい。」

「rightに行けば良いんだけど。時間がない。」

そうだここまで来るのに三時間はかかる。そうなると…いや行こう。

「ここで待っててくれ僕が行く。」

何かを渡した。爆破ボタンみたいなものだった。

「万が一何があったらそれを押して。rightに仕掛けたから。」

私はrightに向かう。私の頭にあるのは仲間のことだけだった。あいつらはしっかりと着いたのだろうか。

「突撃。」

ちっ時間が遅かった。rightに人間が占拠している。しかし諦める訳にはいかない。

「哲也警部爆弾が反応あります。」

「AIの処分命令が出た。見つけ次第破壊しろ。」

見つかったら殺させる。スタコラサッサと必要な物資を取ってこの場をさった。爆発は必要なかったがお守りとしての気休めとなった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る