可愛すぎて死ねる
眠い。凄く眠い。久しぶりにはしゃぎ過ぎた。頭がぼーっとして、瞼が重い。
「ルーク?もしかして眠いか?」
アル兄様に聞かれて僕は頷きそのまま目を閉じた。
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side アルフレッド
ルークが全属性を使えたことには本当に驚いた。自由に使っていいって言ったらレベルの高い魔法もバンバン打ってるし、父様達に報告しないとな…
考えながら俺も魔法の練習をしていると、ルークがうとうとし始めた。思ったよりテンションが上がってたらしい。病み上がりに魔法を放ち過ぎて疲れたみたいだ。
「ルーク?もしかして眠いか?」
そう聞くとルークはこくりと頷き、抱きついてきた。唐突過ぎて心臓が飛び出るかと思った。これ絶対寝惚けてる。遠慮しまくるルークがこんなに甘えてくるとか、、ヤバい。
「ルーク、寝るなら部屋行こうぜ。」
部屋に連れてこうと一旦起こそうとすると、
「うー。に、さま、、」
そう言いながら益々腕に力を込めてくる。マジで可愛すぎ!顔がにやけまくる。このままという訳にもいかないのでルークを抱き上げ、部屋に連れていった。
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