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最終話 満開の下」への応援コメント


  • 編集済

    わたくしさんから紹介されて読みました。
    BLは苦手なのですが、貴作は過度な性描写がなかったので最後まで読むことができました。マイノリティだからこそ感じる生きづらさや、それでも自分の気持ちに素直になりたいという登場人物の心境が伝わってきて、知らなかった世界について知見を得たような気分になれました。
    『普通』から外れた生き方をする人達に対して、日本は特に差別的な見方が強い気がします。自分と違うものを受け入れられないというか。
    でも、たとえマイノリティであっても、それが自分の本心から出た気持ちなのであれば、何も恥じることはないのだと思いました。

    印象深い作品をありがとうございました。

    作者からの返信

     丁寧な感想をありがとうございます。
     悩みつつ時間をかけて書いた作品なので、とても嬉しいです。
     ご指摘のように「自分と違うものを受け入れられない」日本は問題だと思います。考えが違う人にもそれぞれ苦悩があることを想像する力が欠如しているようです。
     コロナでは医療従事者への差別がありました、日本だけの現象だそうで情けない。
     今の世の中の生きづらさは、こうした狭量な心が一因という気がします。
     お読みいただき、感謝しております。


  • 編集済

    最後まで一気に読まさせてもらいました。

    正直、♂であるわたくしには、BLの世界は理解し難い物であります。
    ガチムチの男の同士の友情や、ライバルとの切磋琢磨などの延長線上の「何か」であると、思っていますが・・・

    「好きな人と一緒にいたい」
    と思う事は自然であり、正しい事でもあります。
    例えそれが、同性同士・異性同士・親子・兄弟姉妹・シングル同士・不倫関係・ペット・無生物・バーチャルリアリティー・神様・宇宙人etc.

    オット、混乱してシマッタ…

    結局、それらを阻むものは「世間体」と「一般常識と言われる物」で、そこから超越して愛を貫く事を疑似体験するのが、色々な小説を読む醍醐味なのかなぁと、思っています。(汗)

    タダ、わたくしはどーしても、男同士の〇行為だけは理解不能です。
    抱擁や接吻、お互いの〇〇を刺激しあうとか、口で(以下略)などは理解できますが・・・(やってみたいワケではアリマセン、念のため)

    兎に角、言いたかったのは、「面白い小説を書いて下さって、ありがとうございます。」(ソレだけ書けよ!)

    余談:
    お父さんの「仁」の呼び方は
    「じん」
    「ひとし」
    どちらですか?

    下品で長文な文章失礼しました。不快でしたら削除してかまいません。

    お返事ありがとうございます
    名前の読みを尋ねたのは、わたくしの従兄弟の名前が「仁(ひとし)」だったからです。

    仁さんは3人の子供を育て上げた後、熟年離婚をして故郷の父の介護ために帰郷しました。
    今年の春、仁さんの父(わたくしの母の兄)が亡くなりましたが、わたくしはコロナ禍でまだ御線香をあげることが出来ていません。
    何となく「じん」さんと「ひとし」さんの境遇が似ているなと思ったので…


    作者からの返信

     すべて読んでくださったのですね、レビューまでいただき、感謝あるのみです。
     まず「仁」は「じん」です、あわててルビをふってきました。

     あまりに目が悪く、小説をあきらめるかと思ったときも、この話だけはなんとしても、少しずつ時間をかけて、と思ったものです。
     基本BLですが、私なりに「好きな人と一緒にいたい」二人を阻むものは何か、書いてみたかったのです。「普通」とは何かということも。

     男同士の行為については、理解する必要はないのでは? けっこうゲイ雑誌を読みましたが、すべてのゲイがAセックスをするわけではないと判りました。要はフィニッシュに達すればいいのだし。
     露骨なことを書いてしまってごめんなさい。
     男性であるわたくしさんが、真摯に読んでくださって嬉しく思います。